ストレングスファインダーを組織全体で導入している会社が、
最近かなり増えてきました。
私も以前働いていた会社で、キッチンの人材育成にこのツールを使っていましたが、
自分がストレングスコーチになって改めて色々と気づく点もありました。
チームにストレングスファインダー導入を考えているリーダーのかたは
是非読んでみてください。
このページではストレングスファインダーに加えて
ストレングスコーチングをチームに導入する場合についてまとめています。
Contents
メリット①:その人だけの才能をカスタマイズできる
ストレングスファインダーはTop5だけでも3300万通りの組み合わせがあります。
ストレングスコーチングがあれば、一般的な資質の特徴で終わらず
その人個人の才能を特定することができます。
また才能が今強みの種なのか、強みとして開花しているかなど、
現在位置を知ることも容易になるでしょう。
資質をその人個人の経験と結び付けていくプロファイリングは
才能を強みに活かすうえでとても重要です。
メリット②:弱みに対処できる
資質には二面性があり、特に才能が未開花の状態では
弱みとして現れることも多くあります。
弱みは克服することはできませんが(強みと一緒に無くなってしまうから)
対処することが可能です。
システムでサポートしたり
誰かに補ってもらったり、色々なやり方があります。
ストレングスコーチングを受ける前のクライアントは
弱みを自分の短所として捉えていることが多いので、
それが自分の持っている才能ゆえに現れるものだとわかると
ぐっと対処しやすくなります。
弱みをふくめた”ありのままの自分”を受け入れることで起きる
自己受容は、ストレングスコーチングの大きなメリットでしょう。
メリット③:才能を強みに開花できる
プロファイリングやコーチングを通して
クライアントが自分の才能を深く理解し
意識的にコントロールできるようになると、
才能が強みに開花します。
スポーツなどで”ゾーンに入る”という表現がありますが、
それに似た状態に自分を持っていくことができるようになり、
仕事での成果が上がります。
組織にストレングスコーチングを入れる目的は
チームの成果をあげることです。
個人の強みに焦点を当てるのは、それによって結果的に
全体の成果が上がるためです。
メリット④:チーム内でダイナミクス(相乗効果)がおこる
ストレングスファインダーの本質はダイナミクスと呼ばれる相乗効果にありますが、
チーム内でもダイナミクスを起こすことが出来るようになります。
例えば内省をもった部下Aと活発性をもった部Bが上手くはまると
部下Aの行動速度が上がり、部下Bの行動に深みが生まれます。
このように相反する資質どうしの組み合わせは、
特に才能が未開花の状態では”相性が悪い”で終わってしまいがちです。
自分の才能を開花させるだけでなく、
他のメンバーの才能への理解も深まると
お互いにいい影響を与えることができるダイナミクスへと進化させられるでしょう。
デメリット:費用がかかる
ストレングスコーチングでの唯一のデメリットがあるとすれば、
それはタダではないということぐらいでしょう。
ですがGallupの分析データが示すように、
ストレングスコーチングが会社にもたらすメリットは計り知れません。
ストレングスコーチングにかける費用を
支出とみるか
または未来の組織の成果への投資とみるかは
会社のリーダーにゆだねられています。
ストレングスファインダーは人の人生を変えるぐらいの
パワフルなツールです。
そしてストレングスコーチングを受けることで、
その本来の効果が発揮されます。
そうはいっても踏ん切りがつかない。
もう少し詳しい話を聞いてみたい。
というかたは、是非一度お問い合わせを。