リーダーシップってそもそも何?

リーダーシップと聞くと、チームをぐいぐい引っ張る牽引力、みたいなイメージありませんか?理想のリーダーに必要なことって、どんなことでしょうか?

理想のリーダーに正解はない

私は以前働いていた会社でストレングスファインダーという、その人の強みを見つけるツールを使っていました。34個の資質の中からその人がもっている才能がわかるのですが、中には”指令性”や”最上思考”など、聞いただけでも”うわぁ、リーダーに向いてそう”と思えるような資質があります。
実際リーダーシップがあるとかないとかいう話をするときには、チームを引っ張る力があるかどうか、みたいな視点で話していたと思います。

ですがストレングスファインダーを提供しているGallup社でははっきりとこう定義しています。
”34個の資質のどれを使っても、マネジメントができる”

つまり、理想のリーダー像はひとつでは無いということ。ぐいぐい引っ張るタイプのリーダーもいますし、すごくふわっとしているけれど、チームが良くまとまって成果をだしているというリーダーもいます。正解はひとつではありません。

もし優秀なリーダーに共通していることがあるとすれば、それは”ついてくる人がいる”ということでしょう。リーダーシップは英語では”leadership”で、冒頭のleadには先頭にたつ、という意味があります。どんなに牽引力があろうとも、後ろに誰もついてきていないのであれば、先頭に立ちようがありません。それではリーダーシップがあるとは言えない。

今までについていきたい!と思った人を思い浮かべてみてほしいのですが、その人たちは”俺の後ろに並べ!”と言ったでしょうか?多分言ってないですよね。思わずついていきたくなってしまった、そんな感じだと思います。ハーメルンの笛吹みたいに。

優秀なリーダーは相手のリーダーシップを引出す

人がついてくるリーダーは、チームのメンバーにリーダーシップを発揮させるのが得意です主導権を相手に渡してしまうのです。

例えば相手を認めることで。
相手にチャレンジさせることで。
相手の失敗を次へとつなげることで。

相手の中に眠る可能性を引出して、”もっと成長したい”という思いに火をつけられる人は、気づくと後ろにたくさんの人がついてきている。

”チームのメンバーが受け身すぎる”と嘆くリーダーは、たいてい自分で全ての主導権を握ってしまっています。
リーダーは船長のようなもの。行先は決めても自分で舵を握ったりしません。(小型船のように小さなチームは別ですが。)自分で舵を握っているのに”なかなか皆が舵をとろうとしない”と言うのは、ちょっと違うかなと思います。

メンバーそれぞれがリーダーシップを発揮しているチームはとても強い。そしてコーチングの技術は、この”相手の心に火をつける”という点において、とてもパワフルです。
シェフから言われてやるのと、自分から”やりたい”と思ってやるのでは、学びのスピードも深さも数倍違うからです。

ですから”もっと料理の技術を勉強しろよ。”というセリフにはあまり意味がないのです。勉強しなきゃ、ではなく、勉強したい!と思わせられるか。

あなたに”もっと料理のことを勉強したい!”、そう思わせてくれた人はどんな人でしたか??

 

The mediocre teacher tells.
The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires.
ーWilliam Arthur Ward,

凡庸な教師はただしゃべる.
よい教師は説明する.
すぐれた教師は自らやってみせる.
そして,偉大な教師は心に火をつける.
ーウイリアム・アーサー・ワード

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