Points of You®の目的のひとつ、”Break Patterns(パターンを壊す)”。
カードに対する自分の解釈に、他者の視点をもたらすことで、今までとは違った視点で世界を見ることができます。
Points of Youでは、写真のなかの事実をまず見ます。そこに何が映っているのか。
どんな人がいるのか。どんな瞬間を切り取ったものなのか。
出来るだけ解釈を入れずに、ありのままを見るようにする。
同じカードを見ていても、そのなかに何が映っているのかは人によって解釈が異なります。真ん中の大きな花に惹きつけられる人もいれば、その奥にぼんやりと映る蕾が気になる人もいる。
事実を見た後は想像を膨らませます。写真の外に何があるのか、その前後の時間に何が起こっているのか。目に見えないイメージの話となると、人それぞれの解釈がさらに大きく異なってきます。
そして最後は感情を見る。その写真が好きなのかどうか。写真のどこにいたいのか、自分自身を目の前のカードに投影させるのです。
Points of Youに触れると、自分のなかの”当たり前”=パターンが、他者にとってはそうではないことを体感できます。
”私はこのカードはこんな風に見える。私はこれは嫌い。”という話は、この現実世界で起きていることと同じ。目の前の現実に対して、私たちそれぞれが別の解釈を加えてそれぞれの世界が成り立っている。
パターンは自分が見えている世界の境界線にある壁です。そして、それを壊してくれるのは他人の視点。たくさんの視点に触れるとそれだけ、世界が広がりやすくなります。
とはいえ、文字だけでは本当に伝わらないのがこのPoints of Youというツールなのです。
それは知識と経験の差。
Points of Youはパターンを壊せる、が知識で
Points of Youでパターンが壊れた、が経験です。
私もワークショップや養成講座で何度もパターンが壊れました。
GoogleやIKEAなどでも採用されているこのツール、本当に色んな意味でクリエイティブです。
是非一度、体感してみてください!