ストレングスファインダーでは、弱みは無視するんですか?という質問に答えてみる

”強みを活かすということは、弱みは無視するんですか?”という質問を、ストレングスコーチング中に時々いただきます。

ストレングスファインダーを提供しているGallup社は分析会社なので、弱みよりも強みに焦点を当てたほうがチームの成果がでる、というデータが明確にあります。

とはいえ、特にチームをマネジメントするリーダーにとってみれば、部下の弱みを野放しにできない、と感じることも多いのでは?

少し詳しく説明してみます。

 

資質には二面性がある

ストレングスファインダーの資質は、才能をグループ化したものです。人によって自然と開花している才能もありますが、たいていの場合、診断を受けた段階ではその資質はまだ強みの種です。

私はまだ開花していない才能を”野生”、強みに開花させることを”資質を飼い慣らす”と表現したりしますが、それは強みの種が抑制が効かず、弱みとなって表れやすいからです。

日本は教育でも企業内の人材育成でも、弱点を克服する、という手法が多いです。でも人は”何故自分はこれができないんだろう”という考えにとらわれると、自己肯定感が下がり成果を出しにくくなります。

それゆえに強みに先に焦点を当てたほうが成果が出る、というデータが出ているのだと思います。

強みを活かすことに焦点を当てると何が起こるか。資質を理解して、才能が強みとして輝き始めると、同時に弱みにも強く光が当たります。そう、弱みを無視できなくなるのです。そしてその弱みを自分らしさの一部として受け入れることで、才能がさらに開花します。

逆に弱みをまず克服しようとすると、何が起こるのでしょうか。資質の片面である強みは一緒に消えてしまいます。(因みにストレングスファインダーで見つかる才能はその人の自然な行動・思考・感情のパターンなので、完全に消し去ること自体が不可能です。)

資質のバルコニーとベースメントとは?

ストレングスコーチングで弱みを受け入れる

ストレングスコーチングは、強みを付け加えていく、というよりは、自分らしくいられなくしているものを取り除いていくプロセスです。

ここでいう自分らしさとは一番自分がナチュラルな状態です。

本やウェブサイトにも各資質の説明が詳しく書いてありますが、実際には人それぞれ資質の現れ方が異なります。Top5だけでも3300万通りあることを考えると、すべての情報を文章に起こすのは非現実的です。

ストレングスコーチングでは、その人だけのユニークな才能に焦点をあて、強みとしてイキイキと輝けるようにサポートをします。そのプロセスの中で、自分の弱みを受け入れる、ということを体感することができます。

私は自分の職場で3年間ストレングスファインダーを使っていましたが、当時は自己理解としてのツールという認識しかありませんでした。実際に自分自身がストレングスコーチングを受けてみて一番の収穫だと思ったのは、この弱みを受け入れる、という点。

本音をいうなら、もっと早くにやりたかった(笑)
私の部下で20代前半でストレングスコーチングを受けてくれた子がいますが、本当にうらやましい。だって、私より人生の長い期間を自分らしく生きられるのだから(笑)

 

 

ということで、冒頭の質問に対する答えは
”弱みは初めは無視します。ですが才能を開花させる過程で自然と向き合うことになります”
です。
リーダーの皆さま、無理に弱みと向き合わせようとすると、部下の成果は下がります。
まず強みに焦点を当てる。そうすると部下はずっと前向きに、才能の一面である弱みと向き合い始めます

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