Coaching Labo LIBERTEhttps://coach-liberte.com自分と出会う旅、始めようWed, 14 May 2025 10:15:26 +0000jahourly1https://coach-liberte.com/wp-content/uploads/2018/12/cropped-bec5bd04ab6799797d5a80d1e362a6d8-32x32.pngCoaching Labo LIBERTEhttps://coach-liberte.com3232 145387748【6/15(日)】Not knowingの世界 ー「わからない」を味方にするhttps://coach-liberte.com/seminar-schedule/pointsofyou-workshop/coaching-not-knowing-20250615/Wed, 07 May 2025 07:16:00 +0000https://coach-liberte.com/?p=27420

「分からない」その響きは時に、わたしたちの心をざわつかせます。 その居心地の悪さから抜け出したくて、次の問いを考えたり、思考を巡らせたり。「分かっている」という安定を求めて、心は今ここではない場所を、彷徨い始めます。 国 ... ]]>

イベント詳細

Not knowingの世界 ー「わからない」を味方にする

日時:2025/06/15(日)10:00~12:30
場所:オンライン(Zoom)
参加費:11,000円
9,900円(5/31まで早割価格)
主催:Coaching Gate

「分からない」を味方にする

「分からない」
その響きは時に、わたしたちの心をざわつかせます。

その居心地の悪さから抜け出したくて、次の問いを考えたり、思考を巡らせたり。「分かっている」という安定を求めて、心は今ここではない場所を、彷徨い始めます。

国際コーチング連盟(ICF)「コアコンピテンシー5今ここにあり続ける」の中には、
「知らないことにも快適に対応している(Is comfortable working in a space of not knowing)」
とあります。

コーチがクライアント、そして自身の「分からない」と共にいられる時、そこにはどんな可能性が生まれるのでしょうか?

このイベントでは、サポートツールとして「Points of You」を使いながら、知らないことに出会ったときにも「今ここにあり続ける」感覚を体験し、それをセッションに活かすためのプラクティスをご一緒します。

積極的な傾聴も、気づきを引き起こす洞察や問いも、すべてはコーチが「今ここにあり続ける」からこそ、生まれていくもの。

あなたにとって「分からない」と共にいることは、どんな新しい扉になるでしょうか?

\\こんな方におススメです//

  • コアコンピテンシー「5 今ここにあり続ける」への理解を深めたい方
  • クライアントの「分かりません」という返答に、思わず反応してしまう方
  • コーチやとしてまだまだ経験が少ないと感じている方
  • 自分の専門領域が固まっていると感じている方
  • ビジネスコーチング、エグゼクティブコーチングと聞くと、自分には縁がないなと感じる方
  • Points of Youのつくる”Not knowing”の世界に興味のある方

\\参加者の感想//

(前回イベント「メタファの世界」開催時には満足度100%をいただきました!)

  • クライアントとして感情を揺さぶられる体験ができました。そのことによっての気づきが大きくて、とても刺激的で素敵な時間をいただきました。
  • とっても楽しかったです!講座の構成が機知とバラエティに富んでいて、満足度が高かったです。レクチャー部もあり、思考の整理もできて セッションのワークができて、さらにCCEも付与されるなんて、お得なしかも洗練されたワークショップなんだと感じました。
  • 現在の自分の枠を超えたところに思考を運ぶには、メタファーが心軽やかに遊び心を刺激することで叶えられることを体感しました。
  • 気づきは見えている範囲の外側にあるかもしれない、と思いました。今回はとても楽しく参加できました。ありがとうございました。

\\ファシリテーター//

藤沢由美子, PCC

コーチングゲート・とびら代表 東京都在住

Points of You®️ Master
TLC認定プラクティショナー
精神保健福祉士

プロフィール

大原亜希, PCC

Coaching Labo Liberte 代表 京都市在住

Points of You® Expert
Gallup認定ストレングスコーチ
GCS認定講師

\\お申込みの前に//

  • 写真カード「Points of You」を使用します。カメラ&マイク共にONでご参加ください。
  • 「Points of You」をお持ちでない方には、画面共有にてスライドをシェアしますので、安心してご参加ください。

\\お申込み方法//

以下Peatixサイトよりお申込みください。
※Peatixアカウントをお持ちでない場合は簡単な登録が必要です。(登録料/年会費は無料)

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コーチングと禅のあいだ |vol.1「三学」ー整える・とどまる・気づくhttps://coach-liberte.com/world-coaching/coach-point-of-view/zen-coaching-sangaku/Sat, 03 May 2025 02:22:32 +0000https://coach-liberte.com/?p=27282

「コーチングと禅のあいだ」は、海外生活の経験から日本文化にいっそう興味を持つようになった私が、コーチングの実践と禅の思想を重ね合わせながら探求するシリーズです。 毎回、禅にまつわるキーワードをもとに、コーチの在り方を考え ... ]]>

コーチングと禅のあいだ」は、海外生活の経験から日本文化にいっそう興味を持つようになった私が、コーチングの実践と禅の思想を重ね合わせながら探求するシリーズです。

毎回、禅にまつわるキーワードをもとに、コーチの在り方を考えていきます。

今回のテーマは「三学(さんがく)」です。

MEMO

禅や仏教には多様な解釈があります。この記事では、京都花園大学の講義「禅とこころ」で紹介された表現を中心に、私自身の視点も交えてまとめています。禅の研究者としてではなく、コーチングの学びの一端として書いていますので、そんな視点もあるんだなと、受け取ってもらえたら嬉しいです。

「心をととのえる三つの道」ー三学って何?

「三学」は、仏教の基本的な「修行の三本柱」。
「戒(かい)学」「定(じょう)学」「慧(え)学」の3つから成り立っています。簡単にご紹介すると、

戒(かい)学

自分を律し、心を清らかに保つための約束ごと。「悪いことをしない」「欲に流されない」といった実践を通して、仏教の教えを守り、規則正しい生活を送ることで、悟りへと近づいていく。戒を特に重んじる僧たちは「律僧」と呼ばれる。

定(じょう)学

心を静かにととのえ、物事を「ありのまま」に見る。心を揺らさず、集中を深め、雑念を離れていく修行。禅定(ぜんじょう)と呼ばれる座禅の実践によって、思考を超えた境地へと近づく。定を特に重んじる僧たちは「禅僧」と呼ばれる。

慧(え)学

物事の本質を正しく見抜く力。自分の内側と世界を「ありのままに」観て、そこから湧き上がる直感的な理解を育てる。煩悩を超え、静かな心で世界を見極めることで、悟りへと近づいていく。慧を特に重んじる僧たちは「天台僧」と呼ばれる。

どれか一つだけではなく、これら三つを繰り返し鍛錬することで、「悟り」に近づくと言われています。

さて、この「三学」はそれぞれ、コーチの在り方とどのような関連性があるのでしょうか?

戒 かい─日々を整え、ベストな状態に近づける

たとえお寺でのように規則正しい生活を送っていなくても、「外側日々の行いを整えることで、内側心や意識も整っていく」という戒学の考え方は、コーチにとっても欠かせない在り方です。

クライアントの思考のパートナーとして、セッションでベストな自分であるために、日々の暮らしを整えること。睡眠・食事・運動といった基本的な習慣は、私たちの思考の質に大きな影響を与えます。安定した生活のリズムがあることで、クリエイティブな思考揺るがない自己基盤も育まれていきます。

どのように日々を過ごしているかーそれは、そのままセッションでのコーチの在り方にも表れていくでしょう。

定 じょうー今、ここにあり続ける

ある人が禅師に尋ねた。
「あなたはどのように禅を実践しているのですか?」
禅師は言った。
「お腹が空いたら食べ、疲れたら眠るのです」
「それは誰でもやっていることではありませんか?」
禅師は答えた。
「とんでもない。ほとんどの人は、食べている時には無数の希望を抱き、眠っている時には無数の計画を立てているものなのです」

ー禅の物語

集中を高め、物事をありのままに見る」という定学の考え方は、コーチの在り方において、最も本質的な要素のひとつと言ってもいいでしょう。私たちの思考は本来、とても彷徨いやすいもの。「次は何を質問しよう?」「こうすればいいのに」──そんな声が頭の中に浮かんだ瞬間、私たちは“今ここ”を離れてしまっています。

今ここにいない状態で、どうして「目の前で起きていることを、ありのままに見る」ことができるでしょうか。セッションでクライアントと共にこの瞬間に意識を向け、フィルターをかけることなく物事を見るには、日々のトレーニングが必要です。禅の世界では坐禅が一般的ですが、マインドフルネス瞑想を日々の生活に取り入れているコーチも少なくありません。

大切なのは、気ままに散歩を始めてしまう思考を、そのたびに「今に戻す」という習慣を育むことです。これは、瞑想の時間だけに限りません。信号で立ち止まった時、ご飯を食べている時、誰かと話している時 ── 日々のどんな瞬間にも、私たちは「今ここ」に戻る実践ができるのです。

慧 えー直感で、本質を見極める

静けさから生まれる直感的な洞察や気づきを、そっと掴む」という慧学の考え方は、クライアントと共にセッションを創り上げるコーチの在り方として、欠かせないものの一つです。多くのクライアントは、自分とは異なる視点を求めてコーチの元を訪れます。

これは決してアドバイスや提案の話ではありません。コーチがクライアントの世界を観察し──見えたこと、聞こえたこと、感じたこと──そこから自然に浮かび上がってくる洞察を伝えることで、クライアント自身が新たな視点を得るきっかけになるのです。

本質的な洞察が生まれるためには、まずコーチが今この瞬間に意識を向け、クライアントの話に五感で耳を傾けることが欠かせません。そして、こうした「今ここ」にある状態を支える土台となるのが、日々の暮らしを整えることです。まさに、三学が伝える在り方そのものですね。

垣根をこえて学ぶ──「雲水」のようなコーチの在り方

それぞれの重んじる学が違う、律僧、禅僧、天台僧。実は互いに交流が無かった訳ではなく、それぞれの立場を守りながら、互いの寺院にもフリーで行き来をしていたそう。修行のために旅を続けた僧たちは「雲水(うんすい)」と呼ばれ、まるで現代のバックパッカーのような自由な生き方をしていたんだとか。

垣根を超えて、学び続ける」ーこの雲水のような生き方は、コーチにとっても、とても意味があるように感じます。

コーチングは、学ぶことそのものが人生に大きな影響を与えることが多く、その体験ができたスクールのスタイル=尊い!となってしまうこともあります。「コーチングとはこうだ」という視点が確立されるとき、私たちは何に目を向け、何を見落とすようになるのでしょうか。

居心地の良い学び場を離れて、他のコミュニティやグループで学んでみること。コーチングの枠さえも超えて、心理学や禅、リーダーシップ、創造性など、様々な「人」に関わる学びに触れること。

その中で感じる違和感や共感が、コーチとしての成長をまた一歩、後押ししてくれるような気がするのです。

メンターコーチング

コーチとして活動するあなたへ。ICF資格取得や実践の両面から、あなたの成長をサポートします。

コーチはなぜ「感情」を扱うのか? ICF資格ACC取得へのプロセス|申請条件・費用と“自分らしい道”を見つけるヒント ]]>
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【5/18(日)】メタファーからの招待状~An Invitation to the world of Potential~https://coach-liberte.com/seminar-schedule/pointsofyou-workshop/metaphor-coaching-20250518/Wed, 23 Apr 2025 01:39:54 +0000https://coach-liberte.com/?p=27214

「メタファー」とは「比喩」のこと。例えば「鬼滅の刃」のような物語を通して人生についての気づきを得ることや、「羽根が生えたように軽い」「未来への種を手に入れる」といった表現も、実は「メタファー」によるもの。 国際コーチング ... ]]>

イベント詳細

メタファーからの招待状~An Invitation to the world of Potential~

日時:2025/05/18(日)10:00~12:30
場所:オンライン(Zoom)
定員:20名
参加費:11,000円
主催:Coaching Gate
※国際コーチング連盟(ICF)の継続学習ポイント2.5単位が付与されます。

メタファーをなぜ使うのか?

壁に咲くビオラ

メタファー」とは「比喩」のこと。例えば「鬼滅の刃」のような物語を通して人生についての気づきを得ることや、「羽根が生えたように軽い」「未来への種を手に入れる」といった表現も、実は「メタファー」によるもの。

国際コーチング連盟(ICF)「コアコンピテンシー7気づきを引き起こす」の定義には
・「比喩(metaphors)や類推(analogies)などのツールやテクニックを用いて
とあります。
コーチングにおいてクライアントが持つ世界観を探求するとき、メタファーはどんな働きをするのでしょうか?

このイベントでは、「メタファーを使った探求」をクライアントとしてコーチとして、両面から体験することを通して、その可能性を一緒に探っていきます。

あなたのコーチとしての引き出しの中に、「メタファー」を加えてみませんか?

\\こんな方におススメです//

  • セッションに「メタファー」を使ったアプローチを取り入れたいコーチの方
  • 「メタファー」を通してクライアントの気づきを引き起こすことについて探求したいコーチの方
  • 現在コーチングを学んでいて「メタファー」を使ったアプローチに興味のある方
  • Points of Youを使ったコーチングのアプローチに興味のある方
  • Points of Youの1on1セッションにおける活用に磨きをかけたい方
  • Points of Youアカデミーを受講予定の方(お得な割引があります/詳細は以下リンク先へ)

\\参加者の感想//

(前回開催時には満足度100%をいただきました!)

  • クライアントとして感情を揺さぶられる体験ができました。そのことによっての気づきが大きくて、とても刺激的で素敵な時間をいただきました。
  • とっても楽しかったです!講座の構成が機知とバラエティに富んでいて、満足度が高かったです。レクチャー部もあり、思考の整理もできて セッションのワークができて、さらにCCEも付与されるなんて、お得なしかも洗練されたワークショップなんだと感じました。
  • 現在の自分の枠を超えたところに思考を運ぶには、メタファーが心軽やかに遊び心を刺激することで叶えられることを体感しました。
  • 気づきは見えている範囲の外側にあるかもしれない、と思いました。今回はとても楽しく参加できました。ありがとうございました。

\\ファシリテーター//

藤沢由美子, PCC

コーチングゲート・とびら代表 東京都在住

Points of You®️ Master
TLC認定プラクティショナー
精神保健福祉士

プロフィール

大原亜希, PCC

Coaching Labo Liberte 代表 京都市在住

Points of You® Expert
Gallup認定ストレングスコーチ
GCS認定講師

\\お申込みの前に//

  • 写真カード「Points of You」を使用します。カメラ&マイク共にONでご参加ください。
  • 「Points of You」をお持ちでない方には、画面共有にてスライドをシェアしますので、安心してご参加ください。

\\お申込み方法//

以下Peatixサイトよりお申込みください。
※Peatixアカウントをお持ちでない場合は簡単な登録が必要です。(登録料/年会費は無料)

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【6/22(日)】Re:Book~ひとつの物語から始まるチームの対話空間~「柔軟さ(Flexibility)」https://coach-liberte.com/seminar-schedule/pointsofyou-workshop/rebook-202506/Wed, 23 Apr 2025 01:30:25 +0000https://coach-liberte.com/?p=27211

このイベントでは毎月チームビルディングに関わるトピックを一つ取り上げ、それにまつわる短い物語を扉にして、参加者同士で視点を交換し様々なトピックへの理解を深めていきます。 例えば「多様性」や「対話」はチームにおける重要な要 ... ]]>

イベント詳細

Re:Book~ひとつの物語から始まるチームの対話空間~「柔軟さ(Flexibility)」
日時:2025/6/22(日)8:00~9:00
場所:オンライン(Zoom)
定員:12名
参加費:無料
ファシリテーター:大原亜希,PCC

物語から課題を探求する

このイベントでは毎月チームビルディングに関わるトピックを一つ取り上げ、それにまつわる短い物語を扉にして、参加者同士で視点を交換し様々なトピックへの理解を深めていきます。

例えば「多様性」や「対話」はチームにおける重要な要素としてよく聞くワードですが、あなたはそれらの言葉について自分の言葉で説明出来ますか?なぜそれらはチームにおいて重要なのでしょうか?

今月のトピックは「柔軟さ(Flexibility)」です。

「自分軸」という言葉をよく聞きます。それぞれが大切にしているもの=価値感が違う人々が集まり、ひとつのチームを形成する時、それらはどのように作用しあうのでしょうか。

ー「自分が変わること」に対して、あなたの中にどんな感情がありますか?
ー柔軟であることと、自分の軸を持つことのバランスをどう取っていますか?
ー意見の違いや予期せぬ変化に、チームはどう対応していますか?

使用する物語はGoogleやIKEAでもチームビルディングに採用されているインスピレーションツール「Points of You」から。いつもとはちょっと違う、クリエイティブな脳を使った対話の場を楽しんでください。

\\こんな方におススメです//

  • チームビルディングに取り組むリーダーやマネージャー
  • 人材育成を担当する人事や研修講師
  • クライアントにリーダーやマネージャーがいるコーチ
  • 毎月のトピックに関心のあるすべての方

\\お申込みの前に//

  • このイベントは「多様性」や「対話」について教える講座ではなく、各テーマに基づいた物語を通じて、参加者全員で理解を深めていく「対話型ワークショップ」です。
  • 安全で心地よい対話の場を作るため、カメラ&マイクはオンでご参加ください。(聞くだけの参加はご遠慮ください)
  • 進行上の都合により、開始後の入室はできません。予めご了承ください。
  • 当日の無断キャンセルが続く場合、今後のイベントへの参加をお断りさせていただくことがありますので、ご了承ください。

\\参加者の感想//

  • 「目の前の人が大事にしてる事は何だろう?と意識を向けながら関わる事で、どんな変化があるか、試してみたいと思います。」
  • 「”あなたはどんなロールモデルなのでしょう?”という問いは、それまで考えたことが無かったのでドキッとしました。」
  • 「ストーリーを聞いて話す、聴くというシンプルなことをしてるだけなのに、終わった後にとてもスッキリして穏やかな気持ちになりました。」
  • 「利害関係のない人の考えを聞いたり、自分の話を制限を掛けずに話せる場であって嬉しい。」

\\お申込み方法//

以下Peatixサイトよりお申込みください。
※Peatixアカウントをお持ちでない場合は簡単な登録が必要です。(登録料/年会費は無料)

申し込む


※イベントについてのお問い合わせはコチラからどうぞ。

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【5/25(日)】Re:Book~ひとつの物語から始まるチームの対話空間~「レジリエンス(Resilience)」https://coach-liberte.com/seminar-schedule/pointsofyou-workshop/rebook-202505/Wed, 23 Apr 2025 01:26:43 +0000https://coach-liberte.com/?p=27206

このイベントでは毎月チームビルディングに関わるトピックを一つ取り上げ、それにまつわる短い物語を扉にして、参加者同士で視点を交換し様々なトピックへの理解を深めていきます。 例えば「多様性」や「対話」はチームにおける重要な要 ... ]]>

イベント詳細

Re:Book~ひとつの物語から始まるチームの対話空間~「レジリエンス(Resilience)」
日時:2025/5/25(日)8:00~9:00
場所:オンライン(Zoom)
定員:12名
参加費:無料
ファシリテーター:大原亜希,PCC

物語から課題を探求する

このイベントでは毎月チームビルディングに関わるトピックを一つ取り上げ、それにまつわる短い物語を扉にして、参加者同士で視点を交換し様々なトピックへの理解を深めていきます。

例えば「多様性」や「対話」はチームにおける重要な要素としてよく聞くワードですが、あなたはそれらの言葉について自分の言葉で説明出来ますか?なぜそれらはチームにおいて重要なのでしょうか?

今月のトピックは「レジリエンス(Resilience)」です。

「レジリエンス」は日本語では「回復力」「しなやかさ」などと訳されます。常に順風満帆な環境は理想的ではありますが、変化し続ける現代において、自分やチームが困難に直面することは、ある意味避けられないのかもしれません。

ー不快なものに出会った時、あなたはどんな反応をしますか?
ーあなたの「レジリエンス」は、どれぐらいあるでしょう?
ー困難な状況でも、チームは前向きでい続けられますか?

使用する物語はGoogleやIKEAでもチームビルディングに採用されているインスピレーションツール「Points of You」から。いつもとはちょっと違う、クリエイティブな脳を使った対話の場を楽しんでください。

\\こんな方におススメです//

  • チームビルディングに取り組むリーダーやマネージャー
  • 人材育成を担当する人事や研修講師
  • クライアントにリーダーやマネージャーがいるコーチ
  • 毎月のトピックに関心のあるすべての方

\\お申込みの前に//

  • このイベントは「多様性」や「対話」について教える講座ではなく、各テーマに基づいた物語を通じて、参加者全員で理解を深めていく「対話型ワークショップ」です。
  • 安全で心地よい対話の場を作るため、カメラ&マイクはオンでご参加ください。(聞くだけの参加はご遠慮ください)
  • 進行上の都合により、開始後の入室はできません。予めご了承ください。
  • 当日の無断キャンセルが続く場合、今後のイベントへの参加をお断りさせていただくことがありますので、ご了承ください。

\\参加者の感想//

  • 「目の前の人が大事にしてる事は何だろう?と意識を向けながら関わる事で、どんな変化があるか、試してみたいと思います。」
  • 「”あなたはどんなロールモデルなのでしょう?”という問いは、それまで考えたことが無かったのでドキッとしました。」
  • 「ストーリーを聞いて話す、聴くというシンプルなことをしてるだけなのに、終わった後にとてもスッキリして穏やかな気持ちになりました。」
  • 「利害関係のない人の考えを聞いたり、自分の話を制限を掛けずに話せる場であって嬉しい。」

\\お申込み方法//

以下Peatixサイトよりお申込みください。
※Peatixアカウントをお持ちでない場合は簡単な登録が必要です。(登録料/年会費は無料)

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※イベントについてのお問い合わせはコチラからどうぞ。

Points of Youの世界について Points of You®の世界 ]]>
27206
「自分らしさが出せるようになってきました」~コーチングを受けたお客様の声~https://coach-liberte.com/support-menu/customer-comments/journey-to-meet-myself-28/Tue, 15 Apr 2025 22:02:00 +0000https://coach-liberte.com/?p=27169

継続コーチングを受けてくださっているクライアントから、ここまでのコーチングのプロセスの感想をいただきました。 セッションの場は、振り返りや目標設定、モヤモヤの解消やモチベーションに火をつけたりと、人それぞれのニーズによっ ... ]]>

継続コーチングを受けてくださっているクライアントから、ここまでのコーチングのプロセスの感想をいただきました。

セッションの場は、振り返りや目標設定、モヤモヤの解消やモチベーションに火をつけたりと、人それぞれのニーズによって変わっていきます。その一方で、何を話していても「自分らしさ」を垣間見る瞬間があることは、変わらない点であるように感じます。

内と外、つまりは自分の内面世界で起きていることと、外側の世界で表現していることにズレがないことを「Integrity(インテグリティ)」という言葉で表しますが、それはその人が最も輝く瞬間であるような気がします。

(ご本人から掲載許可をいただいています)

あなたがコーチング期間中に得た成果は何ですか?
ワークショップ、合宿、研修、講座などの場で、自分らしさがだせるようになってきました。
あなたがコーチング期間中に得た、気づきや学び、内面の変化は何ですか?
・人がどう思うか、人からどう見られているのか、を悪い方に捉える癖があること
・壁やハードルを越えないと成長できないと思っていること
に気づけたのは大きかったです。 人と接することが少し楽になりました。
あなたにとって役に立った/価値があった、コーチからのアプローチは何でしたか?
「新しいことをするには不安がつきもの、乗り越えて成長できる」 というのを実際に行動して経験を積むことで実感できるようになった。経験値をつむことが出来ている感覚があります
その他感想を自由にお書きください。
毎回安心安全の場を提供していただき、ありがとうございます。 抱いた感情、ふるまいなどについて深堀し、自分自身に向き合える時間を一緒につくってくれていると感じます。

(50代 会社員)

自分を様々な角度から観察する時間を通して、世界を捉える新たな視点を手に入れたい方へ。
ライフコーチング」にて、一緒に旅するのをお待ちしています!

※最新の募集状況はTOPページにてご確認ください。

コーチングとは コーチングって何?【2025年最新版】 ストレングスファインダー®の強みを活かす3つのステップ
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帰る場所があるから、人は旅に出られる~We Travel, Because We know Where We Can Return~https://coach-liberte.com/world-coaching/my-point-of-view/we-travel-because-we-know-where-we-can-return/Sun, 13 Apr 2025 22:00:00 +0000https://coach-liberte.com/?p=27096

「My point of view」は、旅先で出会ったことや日々の生活で気づいたことなど、私の世界の捉え方をエッセイ調で綴ったシリーズです。 「いってらっしゃい」 という日本語独特の表現が好きだ。特に「駅」や「空港」など ... ]]>

「My point of view」は、旅先で出会ったことや日々の生活で気づいたことなど、私の世界の捉え方をエッセイ調で綴ったシリーズです。


「いってらっしゃい」

という日本語独特の表現が好きだ。
特に「駅」や「空港」など、「旅の起点となる場所」で言われるこの言葉には、謎の高揚感を感じてしまう。「さあ、これからわたしは旅に出るのだ!」と、思わせてくれる感じがいいのかもしれない。

つい先日も、京都から東京へと向かう新幹線に乗り込む前のこと。お気に入りのパン屋で朝ごはんを調達したら、売り子のおねえさんが「いってらっしゃいませ」と笑顔で送り出してくれた。

今から遠くへ出かけること何で知ってるんですか!?と思った瞬間、朝だからそりゃ皆どこかへ出かけるだろうと思いなおす。

この「いってらっしゃいませ」という表現は、日本の空港から海外へ出かける時にもよく聞く。チェックインカウンターでも、搭乗口でも。実は英語やフランス語にはこの表現は無くて、もっと違う言葉になる。

オーストラリアから日本に帰省する時、金髪の陽気なおじさんがかけてくれたのは「Bye.(じゃあね)」というなんともドライな言葉だったし、パリの空港を発つときパリジェンヌは「Bonne journée.(よい一日を)」と言ってほほ笑んだ。もちろんこれも悪くないけど、ちょっと印象が違う。

しいていうなら、世界一乗り継ぐ人が多いと言われてるカタールのドーハ空港で、「Have a nice trip(良い旅を)」と言ってくれたハロッズカフェの店員さんから受けた感覚が、ほんの少しだけ近かったかもしれない。

「いってらっしゃい」という表現は、「おかえりなさい」とセットになっている。「じゃあね」や「良い一日を」や「良い旅を」が一期一会の表現なのに対して、「いってらっしゃい」だけは「再会を前提にしている」表現なのだ。

帰る場所がある、というのは、なんだかとても安心する。実際には「いってらっしゃい」を言ってくれた空港カウンターのおねえさんや、売店の売り子さんに再び出会うことなんてまずない。でも「この場所にまた戻ってくる」、それだけは確かだ。

「人生は旅だ」なんて思ってはいるけれど、自分が帰る場所があると知ってる旅と、スナフキンのように漂う旅では、ちょっと違うのかもしれないと思ったりする。

「ただいま」と言える場所があること。

それがより自由に、より大胆に、旅できる勇敢さを、わたしにくれるのかもしれない。

ニュースレター「Inspire Your Life」

あなたの中に、そっと風を送るようなストーリーを。心に触れる言葉と写真、五感をくすぐるアイテムやイベントのご案内が届く、毎月の便りです。

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ICF資格ACC取得へのプロセス|申請条件・費用と“自分らしい道”を見つけるヒントhttps://coach-liberte.com/world-coaching/coach-point-of-view/icf-acc-credencial/Sat, 05 Apr 2025 23:00:00 +0000https://coach-liberte.com/?p=26896

私は現在、ICF認定アセッサーとして所属スクールでACC申請用セッションの審査を担当し、ACC取得を目指す方へのメンターコーチングを行っています。この記事では、申請条件やポイントに加えて、ログを審査する側の視点からACC ... ]]>

私は現在、ICF認定アセッサーとして所属スクールでACC申請用セッションの審査を担当し、ACC取得を目指す方へのメンターコーチングを行っています。この記事では、申請条件やポイントに加えて、ログを審査する側の視点からACC取得のプロセスで大切なことをお伝えします。

※本記事は2025年3月時点の情報に基づいています。最新情報はICF本部のウェブサイトを参照ください。

この記事を書いた人

大原亜希

ICF認定PCCコーチ

「自分らしく生きたい」「強みを活かしたい」——そんな思いを持つビジネスパーソンやクリエイターに、7年にわたって対話型のサポート(コーチング)を提供しています。

ACCとは?|ICF認定資格の基礎知識

ACCとは「認定アソシエイトコーチ(Associate Certified Coach)」の略で、ICF(国際コーチング連盟)の認定するコーチング国際資格の一つです。世界的にも最も知られているコーチング資格であり、企業からのコーチング依頼や一般のコーチ紹介サービスなどでも、この資格の保持を求められることが日本でも当たり前になりつつあります。

ICFにはトレーニング時間や経験実績によって、3つの異なるコーチング資格があります。

資格名コーチ専門トレーニングコーチング経験
ACC(Asscociate Certified Coach)60時間以上100時間以上
PCC(Professional Certified Coach)125時間以上500時間以上
MCC(Master Certified Coach)200時間以上2500時間以上

ACCはプロコーチを目指す人にとっては登竜門となる最初の資格。コロナ以降「コーチ」と名乗る人は急増したものの、実際のコーチングの質には大きな差が生まれており、ICF資格は「世界基準のコーチング」を提供できるひとつの証として、近年取得を目指す人がとても増えてきています。

ACC取得に必要な条件

ACCの取得には以下の条件をすべて満たす必要があります。このうち、上4つは申請時に必要な要件であり、筆記試験は申請後に受験するプロセスとなります。

コーチ専門トレーニング(Coaching Education):60時間以上

任意のコーチ専門トレーニング機関で、60時間以上のトレーニングを修了する必要があります。ICFの認可を受けているコーチングスクールかどうかで、後述する申請方法がよりシンプルになることがあります。

コーチング経験(Coaching Experience):100時間以上

コーチ専門トレーニングの開始後、100時間以上のセッション経験を有している必要があります。またカウントできるセッションにはいくつかの条件があります:

  • 少なくとも75時間は有償セッションであること
  • 最低8人以上のクライアント
  • 少なくとも25時間はACC申請前の18カ月以内に提供していること

※有償セッションに関して、どういったセッションをカウントできるかは後程詳しく説明します。

メンターコーチング(Mentor Coaching):10時間以上

3カ月以上の期間にわたって、10時間以上の「メンターコーチング」を受ける必要があります。

  • 内3時間はメンターコーチとの1:1のセッションであること(7時間はグループメンターコーチングでもOK)
  • PCCまたはMCCレベルのICF資格保持者から受けること
  • ACC資格保持者から受ける場合は、最低1回ACCを更新済みのコーチであること

▶「メンターコーチング」とは?
ICFはメンターコーチングを、「観察されたセッションに基づくフィードバックを受けながら、ICFのコアコンピテンシーに沿ってスキルやスタイルを磨くための協働的なプロセス」と定義しています。ICFコンピテンシーを扱わないスーパービジョンや、日常の課題を扱う通常のコーチングはカウントできないので注意しましょう。

パフォーマンス評価(Performance Evaluation)

実際のクライアントとのコーチングの録音を提出し、審査に合格する必要があります。提出できる音源の条件はこちら:

  • 20~60分の長さで編集されていないこと
  • 有償または無償の実際のクライアントとのセッションであること
  • クライアントは、定期的なクライアントでない限りコーチではないこと(定期的なクライアントとは、コーチング以外の目的ではなく、純粋にコーチングを受けるためにあなたのもとに来た個人を指します)

筆記試験(Written Exam)

ウェブ上でICFのコアコンピテンシーを網羅する筆記試験に合格する必要があります。筆記試験は2種類から選べます:

  • ACC資格試験(ACC Credential Exam)
  • ICF資格試験(ICF Credential Exam)

「ICF資格試験」はPCCやMCCと共通のテストなのですが、「ACC資格試験」は2024年から運用が開始されたACC専用の試験となります。ICF資格試験が倫理規定やコンピテンシーを元にしたケーススタディを問うのに対し、ACC資格試験はより基本的な知識ベースのテストとなります。

※試験会場や試験の受け方について詳しくはICF本部サイトを確認するか、ご自身のメンターコーチに確認してみてください。
▶ACC資格試験について(ICF公式サイト)

ACC申請の3つの方法

ACC申請には、どのようなコーチング専門トレーニングを受けたかによって、以下の3つの申請方法があります:

Level1/Level2/ATCPパス
  • ICF認定の対象プログラム(Level1, Level2, ATCP)を修了した人向け
  • メンターコーチング(10時間)+パフォーマンス評価が含まれている
  • プログラム修了書と100時間のセッション経験で申請でき、審査もスムーズ

ACSTHパス
  • ACSTH認定プログラムを受けた人向け
  • メンターコーチングやパフォーマンス評価が含まれていないため、自分で別途完了する必要あり
  • プログラム修了書+100時間のセッション経験+録音を提出

※過去に受講したACSTHプログラムの提供団体が現在Level1プログラムに移行している場合、特定条件を満たせば「Level1パス」での申請が可能になる場合があります。詳しくはプログラムの提供団体にお問い合わせください。


Portfolioパス
  • ICF非認定プログラムや継続コーチ専門教育(CCE)単位を使って申請する方法
  • ICF非認定トレーニングの場合、ICF基準を満たしていることを示す「プログラム概要」を提出する必要がある
  • メンターコーチングやパフォーマンス評価もすべて自己手配
  • プログラム修了書(またはプログラム概要)+100時間のセッション経験+録音を提出

私はコーチングを学び始めた時にICF資格を視野に入れていなかったこともあり、CCEとICF非認可プログラムを積み重ねる形での「Portfolioパス」で申請しています。提供団体が「プログラム概要」や必要書類を準備してくれているケースもあるので、受講したのがLevel1やACSTHプログラムでなかったとしても、諦めずに道を模索してみてください。

▶どの申請方法が適切かについては、ICF本部サイトの「Education Search Service (ESS)」にて確認できます。ご自身が修了したプログラムの提供団体名を英語で入力すると、認定タイプが表示されます。

ACCの申請費用

ACCの申請にかかる費用は、申請方法やICFの会員であるかどうかで変わります。

申請方法ICF会員非会員
Level1/Level2/ATCPパス$175$325
ACSTHパス$375$525
Portfolioパス$475$625
※単位は$=アメリカドル

ICF会員の年会費は$245(2025年3月現在)です。ICFジャパンが開催するコーチングの勉強会に会員価格で出来るほか、英語がOKな方はICF本部のラーニングポータルにて様々なオンライントレーニングやセミナーを無料~安価な値段で受けることが出来ます。

ACC申請の第一歩|ICF申請書を作って「見える化」しよう

「申請に必要な条件がそろってから手続きを始める」という方が多いのですが、私のおススメは資格を目指すと決めたらまず、ICF本部サイトから「ICF認定資格申請書(ICF Credential Application)」を作成してしまうこと。

「ICF認定資格申請書(ICF Credential Application)」は資格申請者用の専用ページで、Excelのようなシステムに上記で解説した申請条件などが分かりやすく表記されており、自分があと何をクリアすればいいか簡単に「見える化」することが出来ます。

リンク先のページ途中にある「Take the Credential Path Survey」というボタンをクリックし、必要な情報を入力すると、簡単に作成することができます。

▶ご自身のコーチ専門トレーニングの種類について入力する必要があるので、分からない方は「Education Search Service 」で確認してみてください。

ACC申請後の流れ|結果が出るまでの期間と補足情報

ICFに申請書を提出後の流れはどのパスを通っていても共通で、「審査の完了」→「筆記試験(ACC資格試験またはICF資格試験の受験)」→「合格すればACC取得」となります。大きく異なるのは資格試験前の審査にかかる時間です。

申請方法審査にかかる期間
Level1/Level2/ATCPパス4週間
ACSTHパス14週間
Portfolioパス14週間

▶ACSTHおよびPortfolio申請書の結果通達までは基本14週間ですが、申請状況によりさらに時間がかかることもあります。最新の情報はICF本部ウェブサイトにてご確認ください。

審査が問題なく完了した場合は、その旨の通知と、ACCまたはICF資格試験の受験についてお知らせするメールがICFから届きます。また万が一パフォーマンス評価で不合格になった場合も、新たな録音を$150で再審査してもらうことが出来ます。

ACC申請のポイント①|100時間のセッション実践について

ACC取得を目指すコーチの方が、特に難しさを感じやすいのが「100時間のセッション実践」です。ICFの規定では、「コーチ専門教育を始めた後に行ったセッションが100時間以上」あり、そのうち「少なくとも75時間は、有償のセッションであること」が求められています。

まずは、これらの定義を確認していきましょう。

「コーチ専門トレーニングの開始後」とはいつ?

Level1やACSTH、CCEや非認定プログラムに関わらず、ICFは「30時間以上のコーチ専門トレーニング」の開始以降のセッションを100時間にカウントできると定めています。(30時間以上のプログラムを受ける前のセッションはカウント出来ないので注意しましょう。)

「有償セッション」としてカウントできるものは?

75時間の有償セッションにカウントできるものは主に以下の3つです:

クライアントからお金・対価をもらったセッション

クライアントと直接契約し、有償で行われるセッションです。

  • たとえ少額でもOK(1回500円とかでも問題なし)
  • 物やサービスとの交換(物々交換、スキル交換)もOK

「コーチング⇔ウェブサイト制作」などの専門スキルの交換も認められていますが、「コーチング⇔コーチング」の交換は「ピアコーチング(Peer-to-Peer Coaching)」と呼ばれ、セッション時間としてカウントが可能です。あくまでも報酬がコーチングであるという解釈なので、通常のクライアント同様に契約書を交わす必要があります

社内コーチング

自分の勤務先(雇用されている組織)内で実施するコーチングです。有償セッションとしてカウントするにはいくつかの条件があります。

  • 直属の部下(Direct Report)へのセッションは対象外
  • 業務の一環として会社が認識していること

アドバイスなどを含む1on1面談などは、コーチング経験としてはカウントできませんが、業務時間内(給料が支払われている)におけるコーチングは上記条件を満たせばカウント可能です。

第三者向けコーチング

企業や団体など自分以外の組織から報酬を受けてクライアントをコーチングするケースです。

  • 研修会社から依頼を受けて社員にコーチング
  • コーチングスクール経由でクライアントとマッチング

などが該当します。

ACC申請用のログを評価する立場として、一番伝えたいのは「リアルなセッションを重ねてほしい」ということです。実際に料金をいただいてセッションを行う機会が限られる中、最近はコーチ同士の「ピアコーチング」をメインに100時間に取り組む方が増えています。

学びの場としてはとても有効ですが、相手がコーチである場合、セッションが練習のような雰囲気になったり、100時間を重ねることだけが目的になってしまったりと、実際のクライアントとのセッションとは違ったプロセスになることがあります。

どんな相手であっても、
この時間は本当にクライアントのためになっているか?
と問い続ける姿勢が、コーチとしての実践力と成長につながるでしょう。

ACC申請のポイント②|録音を聴くアセッサーはどこを見ている?

ICFのパフォーマンス評価では、「コーチの関わり方(Doing)」「あり方(Being)」の両方を見ています。

特にクライアントがコーチの場合などで、オートクラインが回りすぎて、その分セッション内でコーチの関与が少なくなるケースがあります。クライアントの気づきが多くても、コンピテンシーが十分に表現されているかは別の話。録音提出前にメンターコーチと確認するのがおすすめです。

また、コーチの意図やセッション全体の流れも含めて、評価は総合的に行われます。例えばコーチのフィードバックが「新たな関連性を見つけること」に役立っていたのか、それとも単に「表情が明るくなりましたね」などの表面的なものに留まっていたのかでは、評価が変わってくるでしょう。

ACCマーカーを意識し過ぎたセッションでは、どうもコーチの関わり方が不自然になる傾向があるように感じています。ICFが求めているのは完璧なマーカーの表現ではなく、「クライアント中心」で「共に創る」姿勢です。そこをどうか忘れずに。

ACC申請のポイント③|自分なりのスタイルを模索しよう

先ほどの話にも繋がるのですが、「ICFのコア・コンピテンシーを表現できているセッションをやらなきゃ」と思えば思うほど、自分のコーチとしてのあり方に「迷子」になってしまったことはありませんか?

これ私自身もぶつかった壁でした。当時通っていたアメリカのコーチングスクールで、ICFのアセッサーもされているMCCコーチからの一言が、今でも印象に残っています。

Find your own style.(あなたらしいスタイルを見つけなさい)

コンピテンシーは元々、世界中の優れたコーチたちの実践例や知見を研究して作られたもの。ですからその表現方法にも、コーチそれぞれのスタイルがあって当たり前なんですよね。

「クライアント中心」であることを軸に、自分にとって自然でしっくりくるスタイルを模索していくこと。それ自体が、ICFがプロフェッショナルなコーチングにおいて大切にしている「学びの姿勢」なのではないかと、今は感じています。

最後に|あなたのペースで、ACCへの旅のプロセスを楽しもう

ACC取得までには、少なくとも1~2年はかかると言われています。そのプロセスの途中では、中々スムーズにはいかない時期もあるのかもしれません。

コーチングのプロセスと同様に、ICF資格を目指すというチャレンジもまた「旅(Journey)」のようなものなのだと思います。

プロセスの中で出会うモヤモヤや喜びが、自分を知る力やコーチとしての成長の土台になっていきます。もしかするとその旅路こそが、資格そのものと同じくらい大切なことなのかもしれません。

メンターコーチング

コーチとして活動するあなたへ。ICF資格取得や実践の両面から、あなたの成長をサポートします。

この記事を書いた人

大原亜希

ICF認定PCCコーチ

「自分らしく生きたい」「強みを活かしたい」——そんな思いを持つビジネスパーソンやクリエイターに、7年にわたって対話型のサポート(コーチング)を提供しています。

コーチに必要な「謙虚さ(Humbleness)」とは? コーチングに与える影響とその重要性 しかめ面をする猫 「自信が無い」を繰り返すクライアントへのアプローチ ]]>
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【4/20(日)】Re:Book~ひとつの物語から始まるチームの対話空間~「共感(Empathy)」https://coach-liberte.com/seminar-schedule/pointsofyou-workshop/rebook-202504/Sat, 22 Feb 2025 06:30:57 +0000https://coach-liberte.com/?p=26718

このイベントでは毎月チームビルディングに関わるトピックを一つ取り上げ、それにまつわる短い物語を扉にして、参加者同士で視点を交換し様々なトピックへの理解を深めていきます。 例えば「多様性」や「対話」はチームにおける重要な要 ... ]]>

イベント詳細

Re:Book~ひとつの物語から始まるチームの対話空間~「共感(Empathy)」
日時:2025/4/20(日)8:00~9:00
場所:オンライン(Zoom)
定員:12名
参加費:無料
ファシリテーター:大原亜希,PCC

物語から課題を探求する

このイベントでは毎月チームビルディングに関わるトピックを一つ取り上げ、それにまつわる短い物語を扉にして、参加者同士で視点を交換し様々なトピックへの理解を深めていきます。

例えば「多様性」や「対話」はチームにおける重要な要素としてよく聞くワードですが、あなたはそれらの言葉について自分の言葉で説明出来ますか?なぜそれらはチームにおいて重要なのでしょうか?

今月のトピックは「共感(Empathy)」です。

「共感」はいまやリーダーにとって欠かせない要素の一つとも言われています。

ー「共感」は、同感とはどう違うのでしょうか?
ー「共感」する力は鍛えられるでしょうか?
ーあなたのチームに「共感」がもたらすものは何ですか?

使用する物語はGoogleやIKEAでもチームビルディングに採用されているインスピレーションツール「Points of You」から。いつもとはちょっと違う、クリエイティブな脳を使った対話の場を楽しんでください。

\\こんな方におススメです//

  • チームビルディングに取り組むリーダーやマネージャー
  • 人材育成を担当する人事や研修講師
  • クライアントにリーダーやマネージャーがいるコーチ
  • 毎月のトピックに関心のあるすべての方

\\お申込みの前に//

  • このイベントは「多様性」や「対話」について教える講座ではなく、各テーマに基づいた物語を通じて、参加者全員で理解を深めていく「対話型ワークショップ」です。
  • 安全で心地よい対話の場を作るため、カメラ&マイクはオンでご参加ください。(聞くだけの参加はご遠慮ください)
  • 進行上の都合により、開始後の入室はできません。予めご了承ください。
  • 当日の無断キャンセルが続く場合、今後のイベントへの参加をお断りさせていただくことがありますので、ご了承ください。

\\お申込み方法//

以下Peatixサイトよりお申込みください。
※Peatixアカウントをお持ちでない場合は簡単な登録が必要です。(登録料/年会費は無料)

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※イベントについてのお問い合わせはコチラからどうぞ。

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【3/30(日)】Re:Book~ひとつの物語から始まるチームの対話空間~「遊び心(Fun)」https://coach-liberte.com/seminar-schedule/pointsofyou-workshop/rebook-202503/Sat, 22 Feb 2025 06:27:51 +0000https://coach-liberte.com/?p=26716

※今年はより多くの方に価値を届けるため、昨年まで有料で開催していたイベントを無料で提供いたします。チームビルディングやリーダーシップに役立つ新しい視点を得るための対話の場をぜひ活用いただき、一緒にチームに価値を生み出して ... ]]>

イベント詳細

Re:Book~ひとつの物語から始まるチームの対話空間~「遊び心(Fun)」
日時:2025/3/30(日)8:00~9:00
場所:オンライン(Zoom)
定員:12名
参加費:無料
ファシリテーター:大原亜希,PCC

※今年はより多くの方に価値を届けるため、昨年まで有料で開催していたイベントを無料で提供いたします。
チームビルディングやリーダーシップに役立つ新しい視点を得るための対話の場をぜひ活用いただき、一緒にチームに価値を生み出していきましょう。

物語から課題を探求する

このイベントでは毎月チームビルディングに関わるトピックを一つ取り上げ、それにまつわる短い物語を扉にして、参加者同士で視点を交換し様々なトピックへの理解を深めていきます。

例えば「多様性」や「対話」はチームにおける重要な要素としてよく聞くワードですが、あなたはそれらの言葉について自分の言葉で説明出来ますか?なぜそれらはチームにおいて重要なのでしょうか?

今月のトピックは「遊び心(Fun)」です。

「チームで働くことと、遊び心って関係あるの?」そんな風に思った人もいるかもしれません。Funは楽しみ、面白さ、興奮、などとも訳されますが、

ーなぜ「遊び心(Fun)」は、チームにおいて重要なのでしょうか?
ーあなたは仕事をどのように楽しんでいますか?
ーあなたのチームはどれぐらい「遊び心(Fun)」を持っていますか?

使用する物語はGoogleやIKEAでもチームビルディングに採用されているインスピレーションツール「Points of You」から。いつもとはちょっと違う、クリエイティブな脳を使った対話の場を楽しんでください。

\\こんな方におススメです//

  • チームビルディングに取り組むリーダーやマネージャー
  • 人材育成を担当する人事や研修講師
  • クライアントにリーダーやマネージャーがいるコーチ
  • 毎月のトピックに関心のあるすべての方

\\お申込みの前に//

  • このイベントは「多様性」や「対話」について教える講座ではなく、各テーマに基づいた物語を通じて、参加者全員で理解を深めていく「対話型ワークショップ」です。
  • 安全で心地よい対話の場を作るため、カメラ&マイクはオンでご参加ください。(聞くだけの参加はご遠慮ください)
  • 進行上の都合により、開始後の入室はできません。予めご了承ください。
  • 当日の無断キャンセルが続く場合、今後のイベントへの参加をお断りさせていただくことがありますので、ご了承ください。

\\お申込み方法//

以下Peatixサイトよりお申込みください。
※Peatixアカウントをお持ちでない場合は簡単な登録が必要です。(登録料/年会費は無料)

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