【10/19(土)】Re:Book~ひとつの物語から始まる対話の空間~「不確実性(Uncertainty)」

人材育成に迷ったら読む本9選

16年の職人生活で一番苦労したのは、レシピ考案でも、技術の習得でもなく、人材育成でした。
私が実際に読んで、現場の人材育成に取り入れ、成果が出た本を紹介します。

1.自分の小さな「箱」から脱出する方法

読んだ人から一番多く聞く感想は「自分のことが書かれているのかと思った!」。私も例外ではなく、この本を読んでから部下に対する接し方がかなり変わりました。

組織に努める主人公とその周りの人々の物語を通して、人間関係の問題がわかりやすく書かれていて、とても読みやすい一冊です。部下に対してイライラしてしまうメカニズムを理解したい人におススメ。

2.2日で人生が変わる「箱」の法則

「自分の小さな「箱」から出る方法」の続編にあたる本。砂漠での2日間のキャンプを通して主人公が4つの箱について理解していく物語を通して、人間関係を崩してしまう箱についてより深く知ることができます。

3.なぜ「できる人」は「できる人」を育てられないのか?

私が人材育成に興味をもつきっかけになった本。作者である吉田典正さんはコーチで、MBCC(マインドフルネス・ベースド・コーチ・キャンプ)というコーチングスクールを運営されています。
内容にはコーチングの要素が盛りだくさん。「部下に任せられず、つい自分で全部やってしまう」という方におススメしたい本です。

4. 「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人

上記の吉田典正さんの本の続編。実際にどうやって部下を成長させるかの具体的な方法が書かれています。

5.人を動かす

1936年に発行されて以来、日本では500万部が売れているデール・カーネギーの名著。少し文章は固いですが、ひとつひとつのエピソードが短いので読みやすいです。「名前を呼んであいさつする」、「感謝を伝える」など、基本的なことを様々な実例を用いて説明しています。

私もこの本を読んでから朝の挨拶に必ず相手の名前を入れるようしたら、職場の雰囲気がぐんと良くなりました。シンプルかつ本質的なことが書かれているがゆえに、長年読まれているのかもしれません。

6.7つの習慣

こちらも世界で3000万部、日本でも180万部を売り上げたビジネス書のベストセラー。ボリュームが半端ないので読むのに時間がかかりますが、かなり中身が深いです。

因みにこの本を元に出版されたマンガもあり、サービス業に従事する主人公の物語になっているので、よりわかりやすいかもしれません。

7.さあ、才能(自分)に目覚めよう

私も実際に使っていた、そして現在サポートを提供しているストレングスファインダーの本。付属のアクセスコードを使って診断を受けることで、自分だけの才能を34資質のなかから見つけることができます。

現在バージョン2.0が出版されており国内で100万部を売り上げていますが、本でわかるのは自分の才能=「思考・感情・行動の無意識のパターン」であり、これを強みに開花させるためには様々なプロセスが必要です。

グループで理解を深めていく講座や、ストレングスコーチとの1on1のセッションなど、色々なアプローチがあるので、自分に合ったサポートを見つけられるといいですね。

8.まず、ルールを破れ

ストレングスファインダーを提供している米国の調査会社Gallupが、優れたマネージャーへのインタビューをもとに作った本。何をして、何をしないべきか、世間一般でいう「マネージャーはこうあるべき」を、ひっくり返すような発想が面白いです。

また、膨大な量の調査によって、「まず強みに焦点を当てると、成果がでる」ことの裏付けをしっかりとっているのもこの本の特徴です。職場のチームにストレングスファインダー®を取り入れたいと思っている方は是非読んでみてください。

9.ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由

スターバックスの接客が個人的にすごく好きで、興味をもって読んだ本。「スタバの店員さん、なんであんなに楽しそうなんだろう?」って思ったことありませんか?その秘密が、書いてあります。

社員にやりがいを持って働いてほしい、そんなリーダーのかたに読んでほしい一冊です。

優れたリーダーが持っているストレングスファインダーの「資質」とは? 【保存版】ストレングスファインダーを活用して部下の強みを引き出す5つのコツ