>>>私の才能が芽を出せなかった本当の理由~わたしの世界を旅する~《「ライフコーチング」申込み受付開始 》

「強さ」とはしなやかさである

Twitterで開催している内省トークの第3回テーマは「強さとは?」
参加者の皆さまが持ち寄ってくださった視点から、私個人の「強さ」に関する考察を書いてみます。

強さとは弱さを見せられること

全ての物事には二面性があると言われますが、「強さ」について語る上で「弱さ」を避けて通ることは、どうにも難しいような気がします。

私が考える「強さ」の要素の一つに、「弱さを見せられること」があります。自分が強い部分を見せることって、そこまで難しくありません。でも、弱さをみせるのって勇気がいります。自分の印象が変わってしまうかも、とか、付け込まれるかも、とか、そこには色んなリスクが伴うからです。

「私、自分のこういう部分が受け入れられないんです」
「私、本当は不安でいっぱいでした」

そんな自分の弱さを見せても自分は大丈夫だ、と思えること。
これって、とっても強いんじゃないかなあと思うのです。

自分と向き合い、深い思考に降りていくPoints of You®のワークショップでは、参加者の前で自分自身の弱さについてお話しくださる場面に度々遭遇します。「あなたの弱さについて話してください」という問いかけがあるわけではなく、もっと別のテーマからその方のストーリーを聴くことが多いです。

「私は弱いのです」と皆の前で話している時のその方って、とても強いなあといつも感じます。そこには同時に、自分自身と他者への信頼も見えています。

強さとは弱さと向き合えること

人が一番向き合いたくないもの、それは自分の中にある弱さかもしれません。なんとなーく分かっているけれど、出来れば目を瞑りたい。だって弱さに目を向けるということは、自分に弱い部分があることを認めることにもなるから。

コーチをしていると、「自分の中の弱さと向き合いたい」というクライアントに出会います。捉え方を変える、どうすれば変われるのかを考える、などそのアプローチは様々ですが、自分の弱さに向き合っている時のその人は、とても強くて美しいなあと感じます。

彼らのもうひとつの特徴は、「自分をよく観察している」ということ。「今、緊張しています」とか、「さっきは、動揺しました」とか、自分の心の動きをよく見ているのです。

向き合う、ということは、目を瞑らない、ということでもあります。人は怖いときにはギュッと目を瞑ってしまいますが、自分の意志でしっかりと何が起こっているか見ようとしている。これって、すごいことじゃないかと。

強さとは受け取れること

私が思う「強い人」は、他者の視点を受け取れる方が多いように感じます。自分の視点と違っていても一旦受け取るので、相手を攻撃することがありません。自分の意見がもし他の人と違っていても、それによって傷つくことはない、と分かっているのだと思います。

反対に誰かが自分の意見を言った時、自分の視点と違うとすぐ攻撃に出る人がいます。「自分の意見を言えて強いなあ」と思う人もいるかもしれませんが、我が強いことと、人としての強さは、私は別物だと思っています。

器の大きさ、というか、自分の中にたくさんのものを受け入れられることも、強さの要素の一つかもしれません。
(私も器の大きい人になりたい・・・!)

強さとは見せるものではなく、滲み出るものである

自分は強いんだぞ、と言わんばかりの言動をとる人がいます。「上司は俺だぞ。」みたいな発言も、ちょっとこれに似ている。

強さを見せる必要がある、ということは、そうしなければ自分は強くないことを認めているのかなとも思うのです。どこかで自分の弱さに気付いていて、それを隠したいのかもしれない。

凛とした内面の強さというのは、アピールしなくても、そこはかとなく滲み出るものなのではないかしら。むしろ、自分の強さを一生懸命アピールしている人ほど、実はとても弱いんじゃないかと思ったりするのです。

強さとはしなやかさである

最後に生き残るのは、最も強く賢いものではなく、最も上手く変化に適応したものである。

“It is not the strongest or the most intelligent who will survive but those who can best manage change.”  (Charles Darwin)

ダイヤモンドは、傷がつきにくくこの世界で一番硬い物資のひとつである、と言われています。ところがそんなダイヤモンドも、ハンマーで叩くといとも簡単に砕けてしまうのです。強さとは、ある一面を切り取ったものに過ぎないように感じます。

「強い人」と言われて、何にも動じない、頑として動かないような人を、思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
でも私は、頑として自分を曲げない人よりも、環境に合わせて自分を変化させていくことが出来る人のほうが、実は強いんじゃないかなと思うのです。

私は「強さ」について考えるとき、いつも尊敬する人が言っていた言葉を思い出します。

本当のあなたは
もっと強くて、しなやかで
不備だらけですよ。

少なくとも私にとって強さとは、弱さを持たないことではないようです。

自らに変化を起こすことを「コンフォートゾーンを出る」と言ったりします。今までとは違う環境に飛び込んで、そこに適応できるように自分を変化させていくしなやかさ。
それはこの世界を生きていく上で、とても価値のある強さのひとつであるように思います。

なぜ、ストレングスファインダーは強みにフォーカスするのか「信じる」とはどういうことなのか