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ストレングスファインダー®「活発性」の世界

活発性は始める

南アメリカに生息するハミングバード(別名ハチドリ)という、小さな小さな鳥がいます。最小のもので体長6㎝、体重は2gほどなので、小指ほどの大きさですね。
この鳥の飛び方はとても特徴的。まるで重力なんて存在していないかのように、空中に浮かんで見えるのです。1分間に55回という驚異のスピードで羽を動かしながら、瞬間移動でもするかのように、花から花へと飛び回ります。彼らの足は退化していて歩くことが出来ないので、基本の移動手段は飛ぶことのみ。

活発性のことを思い浮かべるとき、わたしの脳裏にはどうもこのハミングバードが浮かんできてしまいます。歩くのではなく飛ぶところ、せわしなく常に動いているところ、重力を感じさせないところ。とてもカラフルな体の色でさえ、にぎやかなこの資質の一面を、連想してしまうのです。

活発性は「Activator(活動的にする人)」という英語訳が表す通り、物事を始めることに優れた才能です。活発性にとって始めるとは、「明日」でもなければ、「いつか」でもありません。やるなら「今、この瞬間」なのです。

待つことを好みませんし、一旦物事を動かしてから考えます。はたから見ているともしかしたら、あまり待てない人のように映るかもしれません。

でもこの「動きたい」という欲求こそが、活発性の類まれな才能を生み出すのです。彼らの焦点は「何からなら始められるか」に当たります。行動することによって生まれるリスクは、活発性にとって障壁にはなり得ないのです。

千里の道も一歩から。その最初の一歩を即座に起こす、ずば抜けた瞬発力リスクを飛び超えていく勇気と力強いエネルギー。それは、様々な分野で重宝される才能だろうと思います。

活発性は駆り立てる

活発性は自分自身の行動を始めることにも働きますが、同時に他者やグループなどの行動を始めさせることにも影響します。

止まっているものは止まり続ける、動いているものは動き続ける、「慣性の法則」を聞いたことがあるでしょうか?
自転車は漕ぎ始めが一番力がいりますが、一旦漕ぎ始めてしまえば、ずっと楽に漕ぐことが出来ます。物事は一度動き出すと、ずっとスムーズに前へと進ませることができるのです。

活発性の持つこの影響力は、周りにいる人にとっても非常に価値があるだろうと思います。「やってみたら?」と行動を促されることで、相手の行動が起きやすくなりますし、グループの場合は本人も何かしら始めてくれるので、物事が活発に動き始める傾向があります。

一方で「行動する」ことへの躊躇いがある人もいることをお忘れなく。未熟な状態の活発性はとにかく待っていられないので、相手の状態に関わらず、どーん!と後ろから押してしまうことも。

才能を発揮するための条件は、人それぞれ異なっています。行動する前にじっくりと熟慮することで、パフォーマンスが上がる人ももちろんいます。
「やりたいけど最初の一歩を踏み出す勇気が無い」のか。
それとも
「まだ準備が出来ていない」のか。

相手の状況によって、必要な後押し、言葉のかけ方は異なってくると思います。
「なんで押したのよ!」と怒られてしまわないように、ほんの少しだけ立ち止まって、相手を観察してみましょう。

活発性は軽くする

Inaction breeds doubt and fear. Action breeds confidence and courage. If you want to conquer fear, do not sit home and think about it. Go out and get busy.
動かないことが疑いと恐れを生み出す。行動は自信と勇気を生み出す。恐れを克服したいと思うなら、家の中で座って考えていてはいけない。外に出て忙しくするのだ。
ーデール・カーネギー

バンジージャンプを飛ぶとき、一度躊躇すると飛べなくなってしまうことが多いそうです。飛ぶかどうか迷う間に、下を見たり、色々な妄想が膨らんで、恐れや不安が何倍にもなってしまうのだとか。

「何かをやりたい」と思ったとき、それを実際に行動に移せる人はほんの2割程度しかいないと言われています。変化を嫌うのが人の本来の性質ですから、現状を変える行動に対して恐れや不安が生まれるのは、とても当たり前のことです。

活発性の魅力のひとつは、もしかしたら他の人よりも重力がかからないのかしら?と思ってしまうような、フットワークの軽さです。バンジージャンプで恐さを感じる前に空中に飛び出していってしまうような、そんな軽やかさがあるのです。

「失敗したらどうしよう」
「上手くいかなかったらどうしよう」
「このやり方でいいのかな」
そんな風に、私達が知らず知らずのうちに感じている最初の一歩の重さを、活発性は、なんとも軽やかに壊してくれるだろうと思います。

活発性本人がそれを意識しているかどうかはさておき、失敗しても大丈夫だと、やっても死なないのだと、背中で見せてくれているようにも私は感じるのです。

人が持つ不安や恐れ、というのは、私達が未体験のことについて起きやすいものです。けれども、まだやったことがない、ということは、どれだけ頭の中で妄想を膨らませても、蓋を開けてみると、全然違う現実が待っていたということがあるのです。

物事にはやってみないと分からないことがある。この世界の真理を誰よりも理解しているのかもしれません。

活発性を研ぐ

とにかく「まず始める」活発性。目の前の道にすぐ飛び乗ってしまう傾向があるため、誰よりも早く始めたはずが、時に大きな回り道をする羽目になることがあるかもしれません。

活発性からすると、気づいたら動いていた、という感覚のほうが近いでしょうから、周りに「ちょっと待った!」とスピードダウンしてくれる人を持つのも、大切なことです。

例えば、目の前以外の道=つまり別の選択肢があること、を教えてくれる人。物事をもう少し大きな絵でみて、的確なアドバイスをくれる人。

活発性の得意分野は、始めることであり、継続したり完了させることではありません。手当たり次第になんでも始めてしまうと、辺りはまるで嵐が通り過ぎた後のようになってしまうことも。

ユニークな才能を活かすために、「何を始めるのか」選択することも時には必要です。

活発性はチャンスをつかむ

Opportunity dances with those who are already on the dance floor.
チャンスはすでにダンスフロアにいる人たちと踊る。
ージャックブ・ラウン

「機会を見過ごす」という単語は、おそらく活発性の辞書には存在していないのではないかと思います。
人よりも多くの物事を始めるため、一見たくさんの失敗をしているようにも見えるかもしれません。ですが、同時にたくさんの好機を掴んでもいるのです。

「始めることの価値」「行動することの価値」を知っているからこそ、多くのチャンスを手にすることが可能になるのでしょう。

誰かが声をかけてくれるのを待つのでもなく、自分の順番を待つのでもなく。やりたいことがあるならば、活発性はさっとそのフィールドに出ていってしまうのです。

I’m ready.(私は準備できている)
そんな言葉が活発性にはよく似合います。
出来るかどうかじゃない。やるか、やらないかだ。

大人になるにつれて、じっくりと思考を深めることを求められる場面がある一方で、時に少し野生動物的な、直感に従って動く感覚が、私達を目覚めさせてくれることがあります。活発性が見つめる世界は、私達が誰でも子供の頃には持っていた、自分の心に素直でいられる場所なのかもしれません。

誰よりも多くの物事を始め、世界に動きを生み出す活発性。
私が愛してやまない世界のひとつです。

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