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ストレングスファインダー®「達成欲」の世界

達成欲は完了する

達成欲の英語訳は「Achiever」。直訳すると完了する、成し遂げる、などの意味がありますが、その名の通り「完了させること」に価値を置いている才能です。To do listを作る人が多いことでも知られており、タスクがリストに載った瞬間(それがノートであれ、脳内であれ)から、それを終わらせることに力を注ぎます。

この資質のことを考えるとき、私の脳裏には船が浮かびます。船は大海原を走っていてこそ、その存在価値がある、というか、港に停泊させておくものではありません。いろんなポイントを巡り、魚を(あるいはお宝を)ごっそり手に入れて、毎日港に帰ってくる。そして次の日はまた別のポイントへ、悠々と出かけていくのです。

未完了、の状態がとても心地悪いため、魚が取れなかったけど港に戻る=途中で止めて帰る、という発想はあまりないかもしれません。自分がやると決めたタスクを全て完了させるため、夜遅くまで働くことも少なくないでしょう。

達成欲にとって一日はゼロから始まるもの。港に戻ると一日の収穫は全て降ろしてしまうように、その日やると決めたことを全て完了すると、カウントはリセットされます。

周りから見ていると少々ストイックにも見える、この資質。本人はタスクを次から次へと完了させることにむしろ大きな喜びを感じており、とてもパワフルな才能です。

達成欲はスタミナのかたまり

膨大な量のタスクを完了させるための神様からの贈り物なのか、達成欲は人並外れたスタミナに恵まれた人が多いようです。周りが驚くようなエネルギーの持ち主で、朝から晩まで精力的に働き続けますし、無限にエネルギーが湧いてくる装置でも付いているんじゃないかしら、と不思議に思ってしまうくらい。

それもそのはず、達成欲はタスクを完了させることに喜びを感じるため、エネルギーを使うと同時に充電できる、ハイブリッド車のようなシステムを備えています。

風邪を引いて仕事を休む、なんてこととはまるで無縁の達成欲。もしかすると「どうして周りの人は自分についてこれないんだろう?」と不思議に思うかもしれません。才能が未熟な状態だとつい、「もっと頑張れ」とか「自分と同じぐらい努力しろ」とか言いたくなるかもしれませんが、ほとんどの人は達成欲ほどのスタミナを持ち合わせていません。

同じスピード感、ボリューム感を相手に求めるとかなり無理が出ますので、どちらかというと自分に類まれなスタミナがあるのだということを忘れないようにしてください。

達成欲は止まらない

ひとつの仕事を終えると、また次のタスク。達成欲はまるで花から花へ飛び回るミツバチのように、タスクからタスクへと飛び続けます。

To do Listが長いほどテンションが上がるとか、スイッチが入るという人も中にはいます。リストが短くなってくると、どんどん新しいタスクを加えるため、彼らには止まる時間などありません。「精力的にコツコツと働き続ける人」として、周りからも一目置かれる存在だろうと思います。

そんな達成欲が止まるのは本当に限界がきて、エネルギーがゼロになった瞬間。しかも少しずつゆっくりになって止まる、というのではなく、文字通りバッタリ倒れる、なんて人も少なくありません。でも一晩ぐっすり眠って翌朝ベッドで目覚めたら、元気にまた活動を始める、なんともエネルギッシュな才能です。

20代、30代はそれでもいいのですが、年齢と共に体力も少しずつ衰えていくもの。この才能を長く活かすためには、少々その扱い方を覚えておくといいかもしれません。

人の体というのは、不調があると様々な形でそれがサインとなって現れますが、常に動き続けている達成欲は、中々そのサインに気づきにくい傾向が。

例えば喉の調子が悪いとか、肌が荒れる、という時には、体が「もうすぐエネルギーが切れますよ」というサインを出しているのです。このぐらい大丈夫、と流してしまわずに、「体力を回復させる(休息をとる)」というタスクを、To do Listに入れるようにしてみてください。

達成欲を手なずける

達成欲の辞書には「スイッチをオフにする」という言葉が無いかもしれません。
ゆったり過ごす、とか、リラックスする時間に、むしろ罪悪感すら感じてしまう、という人も。

どちらかというと「自分でやろうとする」傾向のある資質ですから、日々のスケジュールは(お休みの日も含めて)仕事やタスクで埋め尽くされてしまいがち。人よりも仕事、何もしない時間は何かをする時間へとしているうちに、文字通り息つく暇もない忙しさに包まれることが多いでしょう。

そんな達成欲を見ていると、周りの人はとても心配になったり、自分も同じように動き続けなければいけないような、プレッシャーを感じるかもしれません。ですが、海の色も、何の魚を手に入れたかも覚えていない船旅の繰り返しは、やがて少しずつ息苦しさへと変わってしまいます。

時々少しだけペースを落として、しっかりと呼吸する。自分がこれまで歩んできた道を眺めてみること、周りの人との関係を見つめなおしてみることは、あなたがより豊かな人生を歩むうえで大切な要素になると思います。

我慢をしてゆったり過ごす必要はありませんが、例えば大切な人達と一緒に出来るアクティビティを、To do Listに加えるようにしてみてください。たくさんのことをこなしたい=誰とも繋がりたくないということでは無いはずですから。

達成欲を効果的に活かす

とにかくたくさんのことをやり遂げたい達成欲。もしかすると未熟な状態では、『優先順位』について少し無頓着になることがあるかもしれません。To do Listに書かれたタスクをひとまず上から順番に始めてしまうため、生産的とは言えない仕事の仕方になってしまうことも。

選択する」ことは、34資質のどの資質にとっても、才能を成長させる上で大切なテーマのひとつです。確実にタスクを完了させる達成欲の元には、ただでさえ多くの仕事が集まりますから、「何から完了させるのか」「何を完了させるのか」その優先順位を明確にすればするほど、この資質の素晴らしさがより活きてくるだろうと思います。

また、達成欲の「完了したい」はどちらかというと、本人のタスクに対して発動されることが多いのですが、それが「他者(またはチーム)が完了すること」に向けられたときの価値は計り知れません

中々前に進まないチームのプロジェクトや、タスク。達成欲には、どこからなら前に進むのか、完了に近づけるのかが見えています。組織の中で度々起こるこの状態は、やり方が分からないというよりもむしろ、荒波に揉まれて皆の士気が失われていることも多いのです。

大きな波の畝などものともせず、勇敢に漕ぎだしていく達成欲のエネルギーは、チーム内に前に進もうとする風を生み出します。あなたの存在そのものが、チームにとっての風になるのです。

そのパワフルなエネルギーを、是非自分の船だけでなく、チームの船へと向けてみてください。あなた無しでは辿りつけなかった場所へと、船は進むことになるだろうと思います。

誰よりもエネルギッシュに前に進み続け、風を起こす達成欲。
わたしが愛してやまない世界の一つです。

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