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「失敗」は過去に置いてきた忘れ物である

Twitterで開催している内省トークの第2回テーマは「失敗とは?」
参加者の皆さまが持ち寄ってくださった視点から、わたくしの「失敗とは?」に関する考察を書いてみます。

失敗は解釈のひとつ

「失敗ではない。私は上手くいかない一万通りの方法を発見したのだ」というのは、かの有名な発明家トーマス・エジソンの言葉です。

何をもって成功、そして失敗とするのかは、その人の解釈に委ねられています。全く同じ事象に対して、私達は「上手くいった」と思うことも、「上手くいかなかった」と思うことも出来る訳です。

例えば100点満点を目指している人からしたら、98点は失敗に見えるかもしれません。自分がどこまでできるかを試したいだけの人なら、98点は大成功になるかもしれません。

どこに自分の期待値を設定するのかは、「失敗」という解釈と深く結びついているように思えます。逆に言うと、期待をしない、ということは、失敗しないのかもしれません。

ちょっと横道にそれますが、私の尊敬する元上司は「私、人に期待しないんだよね」とよく言ってました。何もしないのが当たり前なので、何かしてもらえると全部「すごい!感謝!!」ってなるらしい。人間関係で困ってるのもあまり見たことなかったかも。

失敗は行動の証

エジソンはこんな言葉も残しています。

「失敗は積極的にしていきたい。なぜなら、それは成功と同じくらい貴重だからだ。失敗がなければ、何が最適なのかわからないだろう」
「失敗はいけないこと」というのも、またひとつの解釈です。少なくともエジソンにとって、失敗は歓迎するものであったよう。

私は起業一年目の昨年、それはもう色んな失敗をしました。何しろ初めてのことばっかりだったので、失敗をしてから「こんなパターンもあるの!?」と自分でもビックリすることだらけ。人生の大半を大きな失敗をせず、けっこう完璧主義に生きてきた私からしたら、これは大きな変化でした。だって、失敗したくなかったですもん、長い間。

そんな話をお世話になったコーチングスクールの講師であるコーチに話していたら、こんなことを言われました。
「でも失敗するってことは、それだけ行動してるってことやろ?行動せんかったら、そもそも失敗もできへんやん。それにいつもそこから学んでるんとちゃうん?」

なるほど、確かにそう。動くからコケるのであって。その場に立ったままなら、コケることすら無理なんですよね。

そして毎回、失敗からは多くのことを学んできました。何が足りなかったのか、何を加えればよかったのか、その度に検証してきたからです。初回でたまたま上手く出来てしまうと、何が良くてそうなったかイマイチ分からないのです。偶然が重なった可能性もあるし、意外と再現性が低かったりもする。

その講師は続けてこうもおっしゃいました。
「失敗って全部ネタになるから。ストーリーとしてクライアントに語れる。誰かの共感を得られるのって、非の打ち所のないサクセスストーリーじゃなくて、場の空気を緩める失敗談やったりするよ。」

確かに全部、自分のストーリーとして語れるんです( ネタって、、、それは関西だからなんじゃないですか!?というツッコミは横においておくとして、笑)。しかも物語を語ることって、アドバイスよりもずっと効果的に、相手をインスパイアするのです。

失敗は過去に置いてきた心の忘れ物

そうはいっても、どうしても忘れられない過去の失敗、というのも存在しているかもしれません。特に対人関係における失敗というのは、しばしば心にしこりを残してしまうようです。

思うに、それは失敗という過去の点が、今と繋がらなかったときに起こるのかもしれません。例えば学びを得られれば、それは今に繋がる線へと変わります。ですが「どうしてこうなってしまったんだろう?」という思いが過去に置き去りにされるとき、それは人の心にひっかかってしまうのかなと。

忘れ物って大切なものであればあるほど、「あのときどうして確認しなかったんだろう」と、後悔が生まれます。そんなときに必要なのは、どうすべきだったかを考えることではなく、本当は自分はどうしたかったのかを、本当は何を求めていたのかを、しっかりと感じることのように思います。

過去に置いてきた自分の心を、迎えに行く。そして、一緒に今に連れ帰ってあげる。
そうすれば、必ずしもそこに学びがなくとも、点は今へと繋がるのではないでしょうか?

「失敗」
それはあなたの世界で、どんな存在ですか??

「信じる」とはどういうことなのか世界観は内側と外側の共鳴