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Points of You®をコーチにおススメしたい5つの理由

現在日本での資格者は約2000名。コーチに限らず、カウンセラーやセラピスト、人材育成や教育現場、プロスポーツ団体のチームビルディングなど、様々な分野で活用されているフォトカード、Points of You®。皆さんもInstagramやFacebookで流れてくる写真で、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

Points of You®は創始者二人がエグゼクティブコーチであること、元々の始まりが「もっと気軽にコーチングを」というコンセプトであることから、コーチングを学んでいる人や、既にコーチとして活動している人にとっても、たくさんの魅力にあふれています。

わたしはコーチングを学び始めるのと同時に、Points of You®の資格を取得したのですが、コーチとして壁にぶつかった時、コーチとしての在り方に悩むとき、このツールに何度も助けられました。現在もコーチングの学びを深め続けるのに、欠かせないものの一つになっています。

この記事では、そんな私がコーチにPoints of You®をおススメしたい理由について書いています。既に資格を取得済みだけどカードにあまり触れていない、というコーチの方も、是非一度目を通してみてください。

Points of You®とICF(国際コーチ連盟)

Points of You®はイスラエルで2006年に生まれ、その3年後の2009年にカナダのモントリオールで行われたICF(国際コーチング連盟)のカンファレンスでお披露目されました。

ICFではコーチに求められる能力を「コア・コンピテンシー」として定めていますが、Points of You®はこのコア・コンピテンシーを網羅しています。また国際資格を取得できるPoints of You®アカデミーのL1~L3の各プログラムは、ICFのCCE(継続コーチ専門教育/Continuing Coach Education)にも認定されており、継続学習ポイントの取得も可能です。

コーチに必要なエッセンスがぎゅぎゅぎゅっと詰まったツールで、Points of You®を深く知れば知るほど、コーチングとの繋がりがたくさん見えてきます。

ここからは、わたし自身が実際にこのカードに触れる中で気づいた、Points of You®がコーチにとって魅力的な理由をあげていきます。

理由①:コーチとしての「Being(在り方)」を磨ける

コーチに求められる要素には、「Doing(質問やフィードバックなどのスキル)」と「Being(コーチとしての在り方)」があります。Points of You®の最大の特徴は、このツールがセッションで「Doing」の要素をほぼ担ってくれるということでしょう。

もともとコーチがいなくてもコーチングが出来るように、と作られたこのツール。フォトカードセットの中には質問カードやアクションプランを書く小さなノートまで含まれており、初めての人でも簡単にセッションをすることが可能です。

わたしが初めてPoints of You®に出会ったのは、コーチングスクールに通っている頃だったのですが、第一印象は「このツールずるい」(笑)でした。だって本当にコーチが余計なことしなくても、シンプルな手順に従うだけでクライアントは気づきを得られるんですもの。

一方でPoints of You®の実践を続けていくうえで、セッショニスト(セッションを提供する人)が変わると、セッションの質が大きく変わることにも気づきました。全く同じツールを使っているのに、です。Doing(やり方)の部分は変わらないわけですから、違うことがあるとすれば、セッショニストのBeing(在り方)なんですよね。

コーチング習いたての頃って、「次にどんな質問しよう?」とか「フィードバックをもっとしなきゃ」とか、スキルに気が取られちゃうことがけっこうあります。Points of You®の場合はそこは全部ツールがやってくれるので、コーチは「どんな風に自分をその場に存在させるか」という、Being(在り方)のほうに集中できるんです。

次にやることは分かっているので、クライアントの表情や声のトーンをじっくり観察できますし、自分の内側で起こっていることも同時に観察できる。Points of You®を使ったセッションでは、自分のコーチとしての在り方について本当に多くの気づきがありました。

理由②:「今ここ」に集中するヒントを掴める

コーチに求められる要素のひとつは「Active Listening(積極的傾聴)」です。「今ここ」に意識を集中させて、五感の全てでクライアントが何を話し話していないかを聞き取ります。

実際にセッションをやっていると、この「聴くことに集中する」が実はとても難しいのです。クライアントの話すことに「良い」「悪い」のジャッジをしたり、次の質問を考えることに意識を向けていたり、「こうすればいいんじゃないか」と解決思考に走ったり……。

コーチングのはじまり、とも言われるT・ガルウェイの著書「インナーゲーム」の中では、集中状態を生み出すためには「観察」が効果的だと書かれています。Points of You®では正にフォトカードの「観察」を通して対話をしているので、意識を「今ここ」に向けやすい場が生まれるんですね。

スポーツの世界ではフローと呼ばれるような超集中状態がクライアントにもコーチ側にもあるときに、セッションで何が起きるかを体験できることは、とても貴重だと思います。Points of You®を使った1対1のセッションを繰り返し実践していると分かってきますが、それはコーチの予想、予測をはるかに超えるものだからです。

クライアントの考える力、無限の可能性を信じる力が自然と身につきますし、変にセッションで力が入って「自分がどうにかしよう」とすることが減っていきます。またコーチングでは「クライアントと同じ絵を眺めているように聴く」と言ったりしますが、Points of You®のセッションの場合、実際に「同じ写真」を見て話をしているので、その感覚も掴みやすくなります。

この「今ここ」に集中するためのヒントを、通常のコーチングにも応用することが出来れば、セッションの質は大きく上がることでしょう。

理由③:コーチに必要な要素を具体的に学べる

コーチにとって「在り方」が大きくセッションに影響することは言うまでもありませんが、これって中々言葉で表せないし、具体的にどうやって磨いていくのかがけっこう難しいんですよね。

Points of You®には5つの価値(5 Values)や、4つのメソッド4 Methods)、3つの大切にしていること3 Mission)など、言語化されている哲学があり、そのどれもがコーチにとって必要な要素と深く関わっています。

例えば5つの価値の一つ、「自己洞察(Inner research)」。Points of You®では、自分がクライアント側にいるときだけでなく、ファシリテーターやセッショニスト側にいるときも「まずは自分の内側に目を向けなさい」と教わります。

その理由は、自分が旅したところまで、誰かをガイドできるから。自分の内側で起きていることに目を向けられない人が、自分自身と向き合おうとしているクライアントをサポートすることなど出来ません。

「良い質問をしなきゃ」「失敗したらどうしよう」、そんな風に感じる自分も、ありのままに見つめること。色々な自分が存在していることを認め、赦していくプロセスの中で、クライアントが抱えている様々なものを、コーチとして受け止められる器の広さが身についていくのだと感じています。

他にも3つの起こしたいことの一つ「パターンを壊す(Break Pattern)」が、コンフォートゾーンから抜け出すことと繋がっていたり、4つのメソッドがコーチングのフローになっていたり、Points of You®の哲学に関する全てがコーチングと深い関りがあると感じています。

私自身がアメリカのCoach U(ICFの創設者でもあるトマス・レナードのスクール)で学んでいた時にも、Points of Youでよく耳にする言葉が普通にクラスの中で飛び交っていましたから、グローバルな視点でコーチングを探求したい方にもとてもおススメです。

Points of You アカデミーについて/世界共通認定プログラム

理由④:「正解がない」ことが腹落ちする

コーチングには「正解」がありませんが、私たちの小さい頃からの思考パターンは強力なもので、気づくと「~すべき」「~しなければ」という考えに囚われることがあります。

Points of You®の名前の由来は「Point of view(視点)」から来ています。私たちが行うどんな選択にも、無限の可能性が秘められている、というのがPoints of You®の考え方です。

同じ一枚の写真を見ていても、人によってとてもポジティブなカードに見えたり、反対にネガティブなイメージを浮かべる人もいます。そのプロセスが繰り返されると、同じものを見ていても「人の数だけ、異なる感じ方や捉え方がある」ということが、体験をもって腹落ちするのです。

またPoints of You®にはPoints of You®ファシリテーションと呼ばれる独自のメソッドがあり、そこにもまたコーチに必要な要素が溢れています。国際資格を取得できるPoints of You®アカデミーなどでは特に、「どうやって使うのか」「こんな時はどうすればいいのか」など、やり方に関する質問も受講者から多く出るのですが、ファシリテーターが「こういう風にしてください」とか「こうすればいいよ」のように、「正解」のようなものを差し出すことはまずありません。

個人的にはグループコーチングにとても近いと感じているのですが、質問もフィードバックも、なんなら批判でさえも、場に出てくるもの全てに可能性があると捉えており、それを使って参加者それぞれの中に気づきが生まれるような関わり方を、ファシリテーターはします。

1対1のセッション以外にも、企業研修やワークショップなどを開催されているコーチには、更なる気づきがあると思います。

理由⑤:クリエイティブな発想ができる

コーチングは創造的なコミュニケーションとも言われますが、このクリエイティブの部分を鍛えるのにも、Points of You®はおススメです。

創始者のひとりが元々舞台監督をしていたという背景もあり、Points of You®のワークショップでは写真カードをはじめとする視覚への効果以外にも、音楽を使ったり、お香を使ったりすることで五感に働きかける場づくりをします。これは16年の職人経験があるわたしとしても、自信を持って言えるのですが、創造力と五感は切っても切れない関係にあるんです。

体験会などで初めてカードに触る方や、企業研修などでPoints of You®に触れる方は最初「難しい」と感じる方もいらっしゃいますが、創造力は子供の頃には誰でも持っていたもの。今も眠っているだけで、自分の奥深くには存在しているので、Points of You®に触れ続けるとどんどん自由に発想できるようになっていきます。

クライアントがセッションで自由な発想をするためにも、その鏡となるコーチはクリエイティブであることが欠かせません。コーチ自身が同じパターンの中にハマっていたら、クライアントがパターンを壊すことなど、到底サポート出来ないからです。

またPoints of You®の資格者のコミュニティには、コーチだけではなく、アート関連の仕事をされている方や、セラピスト、カウンセラーなど、色々な業種の方がいらっしゃいます。そういう意味でも、ひとつの世界に囚われず色んな視点を持てるのは、クリエイティブでい続けるために大切な要素のひとつだと思います。

最後に:世界中のコーチと繋がる

Points of You®は元々の始まりがコーチングだったこともあり、世界中で活躍されているトレーナーにも現役のベテランコーチがたくさんいらっしゃいます。私が2019年に参加したL3プログラムの時にも、アジアのPCCやMCCコーチが何人もいらっしゃって、たくさん刺激をもらいました。

もちろん日本の資格者の中にもたくさんのベテランコーチがいらっしゃって、その方たちとPoints of You®を通して出会えたことは、私にとってとても価値がありました。同じ目線でワークショップに参加して、お互いにインスパイアできる機会って中々ないですものね。

Points of You®では資格者のコミュニティを「トライブ」と呼んでいますが、海外のトライブともFacebookを通して簡単に繋がれますし、定期的にオンラインでのワークショップなんかも開催されているので、常にいい刺激がもらえます。

「コーチとしてこれからも生きていきたい」、そう考えている方には本当におススメのツールなので、是非お近くの体験会などに一度参加してみてくださいね。Coaching Labo LIBERTEでも不定期でワークショップを開催したり、またコーチングセッションの中でもPoints of Youを導入しています!

旅路のどこかであなたにお会いできますように。

here, we have knocked on the door. You decide whether to open it or not.
さあ、扉はノックしましたよ。開けるかどうかは、あなた次第です。

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