「幸せってどういうことだろう?」
「どうして人と比べちゃうんだろう?」
などなど、色んな哲学的な問いが頭の中に浮かぶ人が、さらに深く思考の中にダイブしたい時におススメの本を紹介します。
ブッタとシッタカブッタ (1)~(3)
この本に出会ったのは確か中学生の頃だったでしょうか。
「希望と失望」
「生きるということ」
などなど、今読み返してみても新たな気づきがあるということは、人の持つ本質的な問いって昔から変わらないのだろうなあと思います。
「ブッタとシッタカブッタ」シリーズの副題は”こたえはボクにある”。目の前の悩み、浮かんでくる問いに対して、正解を探すのではなく、自分なりの意味、向き合い方を探求していくキッカケになる本です。
ほとんど四コマ漫画で描かれているので、思考の余白があります。読めば読むほど問いが浮かんでくる。で、ある時ふと「ああ、そういうことか」と何かに気づいたり、気づかなかったり、、、。
シリーズで1~3巻まであり、手元において何かに迷う時に読み返したい本です。
ブタのいどころ/ふところ/みどころ
「ブッタとシッタカブッタ」シリーズの姉妹編。
心配、力、バランス、などなど、物の見方とか心のクセについて探求するための扉になる本です。前作同様4コマ漫画で構成されています。
漫画だからなのか、主人公がブタだからなのか、けっこう深いテーマ、悩みがちなことについても、ユーモアを交えて考えられるのが素敵な本。クスっと笑えたり、確かに!と納得できたり。
「なんでこうなっちゃうんだろう?」と自分がついハマってしまう思考の沼を、そういうもんです、と返される感じが個人的にはたまらないです。
ブとタのあいだ
「ブッタとシッタカブッタ」関連本の中では珍しい文章+漫画の本。
人は白黒はっきりさせたがるし、正解を求めてよく悩むけれど、その間にあるグレーの部分について、すごく丁寧にエピソードを交えて紹介しています。
全体を見るってどういうことなのか。
わかるって、同時にわからなくなること。
「べき」という言葉について。
人生における本質的な問いって、ひとりで考えていると本当にグルグルしちゃうので、余白のある本とか、誰かと話すとか、ちょっと刺激を与えてあげるとさらに深くもぐっていける感じがあります。
もちろんコーチングも手段のひとつですが、深く考える傾向があるかたにとって、思考って365日24時間動いてますよね。なので、自分なりの切り替え方だったり、深め方をいくつか持っていると、より効果的にその力を活かしていけるのでおススメです。