【10/19(土)】Re:Book~ひとつの物語から始まる対話の空間~「不確実性(Uncertainty)」

”3か月を通して「旅のしおり」を手に入れた感覚です”~コーチングを受けたお客様の声~

コーチングを受けたお客様から、感想をいただきました。

私たちがこれまでのパターンを壊して、境界線を超えていくときには2種類あると言われています。ひとつは「Want型」。物語に例えるなら、故郷の村の平凡な日々に飽きてしまって、新しい世界を求めて村を飛び出していくスタイル。もうひとつは「Must型」。故郷の村が滅ぼされる、又は何故かお尋ね者になってしまい村を追われるスタイル。変わらざるを得ない、という状況です。

わたしが職人を辞めて、コーチに転職したのは正にこの後者「Must型」だったように思います。パティシエという仕事は見た目の華やかさからは想像できないほどの体力仕事なので、30才を越えた辺りから、後どれだけこのまま働き続けられるのか、いつも頭の中に不安がありました。

プロファイリングから少し期間を置いて、3か月プログラムを受けてくださったこのクライアント様。会社で求められる役割、家族との時間、それらをしっかりと見つめるために、自分自身との対話の時間を持ってくださいました。

女性にとって30代後半から40代にかけての時期は、睡眠時間を削ってどうにか頑張る、というスタイルが少しずつ辛くなる時期かもしれません。ですから「これからどうしたいのか」という問いに納得いく答えを見つけるため、自分なりの優先順位、バランスを見極めるために、立ち止まる時間ってとっても大切だなと思うのです。

鳥のように全体を俯瞰する力と、深くクリエイティブな思考をお持ちのこのクライアント様。どんな時も真っすぐに、目の前の課題と自分自身に向き合おうとする在り方に、わたしはどんなサポートが出来るだろうかと考え続けた3か月でした。

(ご本人から掲載許可をいただいています)

セッションを受ける前にどんな課題や疑問がありましたか?
・仕事のプレッシャーで押しつぶされそうになっていた。
・思うように子供との時間が取れずモヤモヤを感じていた。
・社内のメンバから重めの相談を受けることが増え、解決策を模索していた。
セッションを受ける前と後で、どんな変化がありましたか?
セッション前は、自分が感じている「期待された役割」をこなすことを重視していました。期待されることが嬉しく、またその期待に、例え無理をしてでも応えたかったからです。
セッション後は、その「期待された役割」が自分にとっては手放したい重荷であることを認識できました。若い頃の体力がある感覚で「何とかなるかな」と楽観視していた節がありますが、今の自分にとってこのまま進むことは難しく、少しずつ自分を壊していくことになるのではという気づきがありました。
内面以外では、私自身もコーチングを学び始めるという変化がありました。 コーチングでは話を「受け入れる」のではなく「受け止める」ようにします。これを意識することにより、夫に対しイライラすることが減りました(苦笑)
印象に残っているのはどんなことですか?
「(StrengthsFinderの)どの資質から来ているのか?」という言葉です。自分だけではなくて資質を知っている社内のメンバについても考えるようになりました。 あとは「落ちることではなく、落ちてからの浮上を気にされているんですね」と言われたことです。目から鱗でした。
リスクを回避するよう力を割くのか、リスクに陥った時の対応方法を考えておくのかという話だと思います。言われてみると、確かに私は後者の考え方ですが全く意識したことがありませんでした。思考の癖って、こういうことなのかなぁと思いました。
どんな人に、このセッションを勧めたいですか?
家族が増えたり職位が上がると、誰かのために時間を割くことが多くなります。 逆に自分のために、誰かの時間を割いてもらうことは難しくなってくると思います。 そういった「自分のために、誰かの時間を割くことが難しくなってきた方」におすすめしたいです。
その他感想を自由にお書きください。
お喋り好きではないのですが(むしろ苦手、、)、亜希さんとのセッションについては回を重ねるごとに「話したい!」という気持ちが強くなりました。自分にとってはすごく珍しいことなので、新鮮な気持ちです。安心して話せるってこういうことなんだなと思います。
このセッション期間、仕事において想定外の出来事が重なり少ししんどさを感じる期間でもありました。ただ、「少し」で済んだのは亜希さんとの時間があったからこそだと思っています。
まだ私の理想はふわっとしている状態で、亜希さんも仰っていた通り、形になっていくにはもう少し時間がかかりそうです。ただ、この3か月を通して「旅のしおり」を手に入れた感覚です。もちろん、完成はしていないけれど。 しおりを作ることも含めて楽しんでいきたいです。 ありがとうございました!

(30代 外資系コンサル/システムエンジニア)

自分の心と丁寧に向き合う3か月を通して、世界を捉える新たな視点を手に入れたい方へ。
ライフコーチング」にて、一緒に旅するのをお待ちしています!

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