”これまで隠れていた「自分」についても、今後は耳を傾けていきたいなと思うようになりました”~コーチングを受けたお客様の声~

クライアント様から、コーチングを受けた感想をいただきました。

わたしたちは日々の生活の中で、色々なものをパターン化して生きています。目の前に何かが現れた時、何を感じ、何を思い、どう行動するのか。そのほとんどが無意識のパターンであり、毎日何万回と繰り返される決断の瞬間を、効率化してくれているのです。

でも大きく成長しようと思う時、今までのパターンが邪魔することもあります。ヤドカリが小さくなった貝殻を捨てて、ちょっと大きな貝殻を新しい家にするように、私たちもまた時に古くなったパターンを脱ぎ捨てていく瞬間があるようです。

ストレングスファインダーは、そんな私たちの感情と思考と行動のパターンを34資質で表したもの。才能を育てる旅は、自分の資質について理解するところから始まりますが、人の持つ無限のポテンシャルが発揮されるのは、そのパターンを自分自身の手で壊していく瞬間なのかもしれません。

コーチングはクライアントとコーチの50:50の関係によって成り立ちます。クライアントがコーチングやコーチから影響を受けるように、コーチもまたクライアントから影響を受けています。クライアントの旅の深さだけ、私にもまたたくさんの気づきと学びがありました。まるで1本のRPGをご一緒したような、三か月の旅でした。

(ご本人から掲載許可をいただいています)

セッションを受ける前にどんな課題や疑問がありましたか?
自分の才能に着目して、伸ばすべきところ、活かすべきところを明確にしたい、という希望がありました。自分がより心地よく生きるために変化すること、その為の行動力に繋がるものが欲しい、と思いセッションを受けました。 比較的漠然とした想いから始まったように思います。
セッションを受ける前と後で、どんな変化がありましたか?
セッション中は、なるべく自分のこだわりや囚われから離れて物事を考えようとしていたせいか、視野が広がりすぎて所在なくぼんやりした感覚にすらなりました。私が選択出来るもの、選択してよいものは、自分で思っていた以上に広いということが見えたからかもしれません。
セッションを通して、自分が抑えていたものや隠していたもの、気が付かないようにしていたものにもスポットを当てて頂いたように思います。そうしたこれまで隠れていた「自分」についても、今後は耳を傾けていきたいなと思うようになりました。
印象に残っているのはどんなことですか?
「シャドウ」について考える機会を頂けたことです。心理学でいう「シャドウ」とは、抑圧された欲求、本来自分もそうありたいと望んだ姿、などと説明されます。 「心の奥にはそうなりたいという欲があるのに実現できていない為、それを体現している他人の姿に怒りを覚えることがある」、「自分の中に在るシャドウの存在を許すことができれば、同じような苛立ちを与えてくる人は周りから自然と居なくなる」というお話を頂きました。

ここ数年来、私は自分自身の「怒り」の感情にようやくスポットを当てることができるようになってきたものの、収め方や付き合い方が分からずだいぶ苦しい思いをしていました。 セッションを通じ、一気にその苦しさから解き放たれた!ということは決してないのですが、この「シャドウ」というものに、解決の糸口を見たような気がしています。

幼少期から、おとなしくて真面目で、人に掛ける迷惑は最小限に止めようと慎重に慎重を重ねて生きてきたつもりですが、もっと子供っぽく、傍若無人に、わがままに、好き勝手に振る舞ってみたいと思っている自分も居ることが分かりました。…分かりました、というかなんとなく分かってはいた、知ってはいたのですが、見ないようにしていました。そういうものを引っ張り上げていただき、大切にしてあげて、と言って頂いたセッションだったように感じています。
どんな人に、このセッションを勧めたいですか?
自己分析に意欲はあるけれど、色々やりすぎて暗礁に乗り上げてしまったという人にお勧めしたいです。
情報過多で頭でっかちになっている方、もしくは分析した自分の姿がもうほぼ定まってしまった方などには、是非、第三者視点を入れた自己分析に挑戦してみてほしく思います。
無意識のうちに蓋をしてしまっているものに気が付くためには、やはり自分以外の方にも話を聞いてもらうことが有効です。
ただしその第三者は自分をおぶってどこかに連れて行ってくれる人ではありません。気が付くのも発見するのも、それはあくまで自分の行動の結果です。自分の頭で考え、答えを見つけよう、という気概がある方のみにお勧めしたいと思っています。
その他感想を自由にお書きください。
「恋愛相手の良し悪しを判断するには、第三者の視点を入れることが有用」というのは聞いたことがありますが、私にとってこの自分旅3ヵ月プログラムは、こちらのフレーズに象徴されるようなアプローチだったかもしれません。
もちろん、実際の恋愛相談を行ったわけではありません。私自身、ストレングスファインダーをはじめとする人間分析系のツールには昔からとても興味があり、思考系の資質が上位にある性質も相まって、これまで自分の頭の中では結構な自己分析が成されていました。

しかし、今にして思えば、これは恋愛で言うなかなかの「恋は盲目」状態。決して「自分大好き人間」という訳ではないのですが、これだけ飽きもせず自分の事を考え、自分と対話しまくっているのだから、知らず知らずのうちに視野が狭まっていたと言っても無理はありません。
一人で考えることに煮詰まってしてしまった私は、第三者の視点も借りてみたいと、当プログラムに申し込みました。

結果、わかっていたつもりの自分について、新たに発見することもあれば、そんな切り口もあるのか、と驚かされることもありました。この3ヶ月間のプログラムを通して、以前よりも自分の「欲」が見えるようになりましたし、自分が「どうありたいか」についても、もっと具体的に考えることが出来るようになったと感じています。

自分の才能をどう活かしていくかは全て自分次第です。守銭奴だし慎重だしで、なかなか行動に移すまでに難儀する自分ですが、今後自分が何を選択して生きていくのか、その行動と判断の発破材となったようなプログラムでした。

また何か思い立つような機会がありましたら、コーチング等、利用させて頂きたく存じます。次回にご縁を持つ際には、これからの私の行動の結果を何らかのかたちでお見せできるよう、頑張りたいと思います。
…と言いながらも、正直まだ余韻から抜けきらない私が居るのですが(笑)。素敵な体験を、ありがとうございました

(30代 経理)

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