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「感性」とは見えないものを見るセンスである

16年間、職人としてクリエイティブな仕事をしていたせいか、「感性が優れているよね。」というお言葉を時々いただきます。とっても有り難いと思う反面、感性はけっこう主観的なものだとも思っていて、自分が作り出す世界観を好きだと言ってくださる方がいること自体、ありがたいなあと思ったりするのですが。

一方で「そもそも感性ってなんなのか?」という問いへの答えは、けっこう深かったりします。

あなたは「無」を感じることができるか

レストラン勤務時代、たくさんの職人と働きました。一緒に働いていた社内のシェフ達とよく言っていたのは、「盛り付けに感性ってでるよね。」ということ。

例えば新しい料理を始めるとき、シェフが見本の一皿をまず見せて、スタッフは同じように盛り付けてみるのですが、忠実に再現できる子と出来ない子に分かれます。素材が置いてある場所は大体同じなのだけど、微妙に何かが残念な感じになるのです。その差はどこから来るのでしょう?

私は、センスのある職人は「無」をひとつのパーツとして捉えていると感じています。「サーモンの横にソース」ではなく、「サーモンの横に、これぐらいの空間があって、その横にソース」という認識をしているのです。

もっと言うと、「無の空間」以外にも、例えばお皿の上にある流れや、シェフが表現しようとしているストーリーなど、目には見えない部分を感じ取ろうとしていたりします。感性は感じる性と書きますが、この感じようとする力こそが感性の源ではないかと。

それによって、見本として示されたものとほぼ同じ盛り付がを出来るだけでなく、その人自身が料理を創作する立場になったときも、感性の豊かさが活きてきます。

フランス人がオシャレな理由

「センスが良い」というと私はフランス人女性を思い浮かべます。映画「アメリ」に代表されるように、フランス人女性はとてもオシャレ。

私がフランスに住んでいたときも、フランス人の女友達はオシャレに着こなしている子が多かったのですが、実は来ている服は意外と大衆向けのブランドのものでした。日本で言うH&MとかZARAとか。その代りに、彼女たちは自分に似合う色・デザインをとてもよく知っていて、自分に似合わないものは身に付けません。

当時日本では20代の女の子にヴィトンやシャネルなどの高級ブランドがとても人気で、そのことを話したら「私達はそのブランドは後20年は身に着けられない。だって年齢を重ねた美しさがあって初めてマッチするんだもの。」と返ってきたのを、よく覚えています。

表面的なものだけでなく内面から出るその人の空気感が、服を選ぶ。フランスはワインや料理でもよくマリアージュ(調和)という言葉が使われますが、二つのものが重なり合った時の美しさを感じる力が、育まれているのだろうなと思います。

感性は生まれつきのもの?

そもそも、感性とは生まれつきのものなのでしょうか?感性が豊かな人は小さい頃からずっとそうなのでしょうか?

確かに天性の部分もあるけれど、磨いていけるものでもあると私は考えています。私の経験でいくと小さい頃から感性豊かだった記憶はなく、パティシエになってから働くお店を、自分が「綺麗」と思えるケーキや料理をつくっているシェフのところと決めていたので、それで磨かれた部分があります。

私が今使用しているPOINTS OF YOU®の世界でも、感性豊かな方がたくさんいるのですが、その方達は例えばアートだったり、旅行だったり、食べ歩きであったり、感性に触れる機会が圧倒的に他のひとより多いと感じます。

そのなかで出会ったものに、これは好き、これは嫌い、これは美しい、これは私の美的感覚とは違う、のように丁寧に自分が何を感じるかを追及することで、感性は磨かれていくのはないかと。

内側と外側を統合させると、世界観が生まれる

私が尊敬する人が以前こんなことを言っていました。「文章や見た目などの外側はいくらでも真似されてしまう。でも内側は絶対に真似できない。だから個性を際立たせたかったら、感性を磨く必要がある。」

自分の内側の価値観が外の世界に表現されると、その人だけの世界観が生まれる。どれだけ外側を真似ても、内側が異なっているなら、そこには同じ世界観は作られないのです。

そういう意味でPOINTS OF YOUであれ、ストレングスファインダーであれ、自分のストーリー(物語)を語るということは、自分を深く知る上で大切なプロセスの一つなのだと思います。

ストーリーを語ることで、あなたの価値観が明確になる。ストーリーを聴いた誰かの視点をもらうことで、あなたの価値観はさらに明確になっていく。そうやって少しずつ、あなたらしい世界観が築かれてゆくのかなと思います。

ストレングスファインダーStory「あなただけの物語を語ろう」感性を磨くことは、自分らしさに繋がる