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ストレングスファインダ―®「弱みに対処する」

ストレングスファインダーの哲学では、「弱みは克服するものではなく対処する」とされています。強みにフォーカスすることに重点を置いたこのツールを扱う上で、弱みをどのように扱うのか。気になる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、弱みへのアプローチについて色々な角度からまとめています。

弱みは克服できない

もし海を泳いでいる魚に
「海を泳ぐと人間に釣られる危険があるから、ぼくもう泳ぎたくない。陸で生きていきたい」
と言われたら、どうしますか?

いや、さすがにそれは無理でしょ、とか、陸には陸の難しさがあるんじゃないか、と思うのではないでしょうか?

「自分の弱みを克服したい」
という話をよく聞きます。私も昔はそうでした。人の感情に振り回される自分が嫌で、人の感情に動じない自分になりたい、と思っていました。

才能、といのは、無意識の感情・思考・行動のパターンです。魚が泳ぐことになんの疑問も抱かないように、ついやってしまうこと、自分にとって自然なことなのです。

弱みと強みはセットなので、弱みを克服すると(実際にはほぼ不可能なのですが)強みも一緒に無くなってしまいます。これって、とっても勿体ないと思いませんか?

ストレングスファインダー®の哲学では、弱みは克服するのではなく「対処する」ことを勧めています。

〇〇しないは逆効果になる

「考えすぎ。何も考えないで打ってみて。」
少し前に、テニスのコーチから言われた言葉です。時々、テニスのサーブにブレがでるのですが、コーチから見ていると、考えすぎているのが原因に見えるらしい。私も頑張って「考えないように、考えないように」と頭の中で唱えるのですが、これがかえって逆効果。サーブはますますブレていきます。困った。

人が弱みに対処しようとするとき、
「気にしない」
「考えすぎない」
「自分でやり過ぎない」
など、否定形で意識することが多いように思います。

ところが脳は否定形を意識できないので、頭の中では変換されて
「気にする」
「考えすぎる」
「自分でやり過ぎる」
をイメージしてしまっているのです。

才能はとても自然なパターンなので、そもそも止めること自体、無理があると思います。例えば私にとって「考える」ということは、息を吸うように自然なもの。ですから「考えない」ことほど、難しいものはありません。

どこに焦点を当てるか、選択する

ではどのように対処するかというと、「焦点を当てるところ」を変えるのです。テニスのサーブの例なら、「頭をからっぽにして打ってみて」でもいいでしょうし、むしろ「左手をもっと広げるようにして」でもいいかもしれません。

考える、という自分の自然な状態を否定せずに、「こうありたい」を脳にイメージさせるのです。

ストレングスファインダー®の資質は、視点の違い。自分が焦点を当てる傾向がある場所を、教えてくれます。それは、物事の質であったり、誰かの感情であったり、学びであったりすると思います。

なんでもかんでも質をあげようとすると、苦しくなります。そんなときは、何の質を上げたいのか、選択します。他人の感情全てをキャッチすると、辛くなります。どんな感情にフォーカスしたいのか、選択します。

どんな才能を持っていたとしても、どこに焦点を当てるか「選択する」ことは、才能を強みとして活かしていくための鍵になります。

弱みに対処する効果的な方法は「諦める」!?

弱みへの対処法には、これ以外にも他者に頼る、諦めるなどがあります。
「え!諦めるんですか??」
とクライアントにビックリされたりしますが、これってかなり効果的なんですよ。

弱みを克服しようとするとき、人は自分の弱みを認めていません。だから頑張ってどうにかしようとします。私の場合、感情に振り回されないように、感情にフタをしました。そんな弱みはあっちゃいけないって、思ってたんですよね。

でも、「自分にはこんな弱みがある」と諦めてしまえると、とっても楽になります。そして、とても不思議なのですが、弱みと真っ直ぐに向き合う時、人はその弱みを超えていくことが出来る。なんていうのかな。その弱みを持っているけれど、気にならなくなる感じ。

これは才能を育てていく上でも、とても大切なステップです。弱みは強みの裏返しでもあるので、弱みを認められるということは、強みを認められることでもある。

因みに自分の強みよりも、弱みが気になる、という人は少なくないのですが、ストレングスファインダー®ではまず強みにフォーカスします。その理由は、「なぜストレングスファインダー®は強みにフォーカスするのか」に書きました。ストレングスファインダー®の本質とも言える部分なので、是非読んでみてください。

それでも、やっぱり一人では弱みの対処がよく分からない、、、、。
そんなかたは、専門家の資質のプロファイリングを一度受けてみてくださいね。弱みの対処だけでなく、その裏側にある強み、自分では見えていなかった才能が、ずっと見えやすくコントロールしやすくなりますよ。

ストレングスファインダー Story「自分の資質と恋に落ちる」